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新色ピンクにさらなる強力カメラ! iPhone 13、ASCII徹底大特集 第62回

Apple Watch Series 7、私のお気に入りポイント4つとイマイチポイント

2021年11月21日 12時00分更新

文● 鈴木朋子 編集●飯島恵里子/ASCII

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高速充電に対応する新しくなった付属の充電ケーブル

イマイチポイント「高速充電に対応しつつもバッテリーが持たない」

 先ほどお話した「他社のスマートウォッチに浮気することがある」理由は、Apple Watchのバッテリーが持たないからです。他社のスマートウォッチは、2週間近く持つものもあるなか、Apple Watchはほぼ毎日充電が必要です。私は充電を忘れがちなので、使おうと思うとバッテリー切れということがよくありました。充電ケーブルも専用のものが必要なので、出先で充電したくても持っていないことも。それはずぼらな私の問題ですが、睡眠を計測したいと考えている人にとって、バッテリー問題は深刻なのです。毎晩充電していると、計測できないですからね。

 Apple Watch Series 7は高速充電に対応しています。新しくなった付属のケーブルを使うことで、45分の充電で0%から80%充電できるとのこと。8分の充電では、8時間使えるようになるとか。

 実際にSeries 7を10%になった状態から充電してみると、15分で45%まで充電できました。100%になるには58分かかりました。Series 5では、15分で33%と12%低く、100%になるには1時間17分かかったので、かなり高速化されています。これなら、まめに充電することでバッテリー切れは防げそう。Series 7で一番の進化ポイントだと思います。

 高速充電するには、新しくなった付属のケーブル「Apple Watch磁気高速充電 - USB-Cケーブル(1m)」のほか、アップル製の18W以上の電源アダプターやUSB-PD対応の他社の電源アダプターが必要になります。また、この新しくなったケーブルを使って、Series 6以前のApple Watchを充電することもできますが、高速充電にはなりません。

 バッテリーが持たないことが唯一のイマイチポイントなので、高速充電に対応したのはうれしいのですが、ずぼらな私にとっては「もう一声!」といったところでしょうか。ただ、Apple Watchの便利さの前には些細なことかもしれません。私がずっとApple Watchを愛用しているのは、今回ご紹介したようなお気に入りポイントがあるからです。

Apple Watchがあれば、お散歩も楽しくなります

 画面が大きく明るく、そしてバッテリーの充電が速くなったSeries 7、そろそろApple Watchデビューを考えている人には良さそうです。もし価格の面で迷っているなら、Series 6以前のApple Watchでも便利に使えると思いますので、チャレンジしてみてくださいね。

 

筆者紹介――鈴木朋子
 ITライター・スマホ安全アドバイザー。SNSやスマホなど、身近なITに関する記事を執筆。10代のスマホカルチャーに詳しい。趣味はへんてこかわいいiPhoneケース集め。著書は「親が知らない子供のスマホ」(日経BP社)など多数。

 

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