鍋と火力をどうしましょう
それは何故かと考えてみるに、手打ちそばをゆでるには、大きな鍋に大量のお湯が必要だからでしょう。
一人前の蕎麦は約150g。茹でるお湯は最低2L、できれば4Lは欲しいと言われています。というのもゆでる最中に箸などでかき回さず、水の対流にまかせるのが基本だから。そうしないと手打ちは麺が切れやすい。
そして問題は火力です。沸騰しているお湯にそばを入れると、水温が下がって沸騰が一旦止まりますが、そこから再沸騰までの立ち上がり時間がゆで上がりに大きく影響します。あまり長いと麺がぼそぼそしてきたり、鍋底にくっついたり、挙句は団子に化けたりするからいけません。
ゆで時間はトータルで1分半から2分。もちろん再沸騰はその時間内に始まってほしい。気の短い私が待てるのはせいぜい1分以内、できれば30秒以内に済ませたいところ。で、これはソロキャン用の限られた火力では、おそらく厳しい。
ならば逆に考えましょう。少量のお湯を沸かし、少量の蕎麦をゆで、少量づついただく。つまりわんこそば方式で、小分けにしてゆでたら良いのです。
で、こんなセットアップで臨むことにいたしました。
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