子ぎづねを救うために母ぎつねは旅立つ――動物たちの世界を舞台としたアドベンチャーゲーム

マイクロキャビンのADV『は~りぃふぉっくす(PC-6001mkII版)』が「プロジェクトEGG」で本日よりリリース開始!

2021年10月19日 16時05分更新

文● ASCII

 D4エンタープライズは10月19日、レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、マイクロキャビンの名作アドベンチャー『は~りぃふぉっくす(PC-6001mkII版)』のリリースを開始した。価格は、330円(キャンペーン終了後は550円)。

以下、リリースを引用

 むかし、ロムスの森というところに、大変仲のいい母ぎつねと子ぎつねがいました。ある時、子ぎつねが「ロムス病」という病気にかかってしまいました。ロムス病にかかると絶対になおらないという伝説があり、実際、今までにもこの病気にかかった者はなすすべもなく死んでいっていたのです。

 母ぎつねはどうすることもなできなく、ただ看病するだけでした。その時、母ぎつねはむかしおばあさんぎつねに教えてもらったことを思い出しました。

 「おまえがなぁ、母ぎつねになるころにゃ ロムス病という絶対になおらない病気がはやりだす。ええかぁ もしもお前の子どもがこの病気にかかったら、リール神社にかくされている油揚げをくわしてやれ……」

 おばあさんぎつねは未来をも知っているような口調で、この不思議な話をいつも母ぎつねに話していたのです。 

 1984年にマイクロキャビンからリリースされた『は~りぃふぉっくす』は、動物たちの世界を舞台としたアドベンチャーゲーム。

 プレイヤーは母ギツネとなって、リール神社に隠された油揚げを求めて冒険をすることになります。ほのぼのした雰囲気や動物たちが織り成す世界は独特な味があり、その世界観やグラフィックスから(難度は非常に高いものの)女性でも楽しめるアドベンチャーゲームとして話題となりました。

 なお、本作はマイクロキャビン主催の第1回アドベンチャー・ゲーム・コンテスト ストーリー部門受賞作品としても知られています。さらに続編として『はーりぃふぉっくす雪の魔王編』もリリースされており、こちらでは回復した子ギツネが主人公となっています。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!

【ゲーム情報】

タイトル:は~りぃふぉっくす(PC-6001mkII版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:マイクロキャビン
プラットフォーム:PC
発売日:配信中(2021年10月19日)
価格:330円
※キャンペーン終了後は550円での配信となります。

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