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伝説のゲーム「月姫」のスピンオフ格ゲー「MELTY BLOOD: TYPE LUMINA」はRyzen 7 5700Gでも4Kで快適にプレイできた!

2021年10月30日 13時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII

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■ゲームタイトル:MELTY BLOOD: TYPE LUMINA
■発売元:ディライトワークス
■開発元:フランスパン
■価格情報:7480円(通常版)
■公式サイト:https://meltyblood.typelumina.com/

長編伝奇ビジュアルノベル「月姫」と世界観をベースにした
2D対戦格闘ゲームのシリーズ最新作

 Project LUMINAは2D対戦格闘ゲーム「MELTY BLOOD: TYPE LUMINA」を9月30日に発売した。対応プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、PC(Steam)。PC版のシステム要件は、CPUはIntel Core i5 3.2GHz以上、GPUはAMD Radeon HD 7970以上/NVIDIA GeForce GTX 680以上、メモリーは4GB以上、空きストレージは12GB以上だ。

 本作はTYPE-MOONが手がける長編伝奇ビジュアルノベル「月姫」の世界観をベースにした2D対戦格闘ゲーム「MELTY BLOOD」シリーズの最新作。「月姫 -A piece of blue glass moon-」の人気キャラクターたちが繰り広げる戦いをユーザー自らの手で紡いでいける。まずは本作のストーリー、システムからご紹介していこう。

「月姫 -A piece of blue glass moon-」の人気キャラクターたちを操作し、カットインやアニメーションを駆使した迫力の2D対戦格闘ゲームを堪能できる

月姫の世界をより身近に感じさせてくれる
サイドストーリーとして楽しめる

「月姫」と言えば2000年に同人ゲームとして発売されたTYPE-MOONの伝説のデビュー作。筆者は当時美少女ゲーム雑誌の編集部に所属しており、本作の存在を知ったときにはあまりのクオリティーとボリュームに圧倒されたことを鮮明に覚えている。

 それをリメイクしたのが8月26日にPlayStation 4、Nintendo Switch用に発売された「月姫 -A piece of blue glass moon-」であり、この作品の世界観をベースにした2D対戦格闘ゲームが「MELTY BLOOD:TYPE LUMINA」だ。

「月姫 -A piece of blue glass moon-」では、「モノの壊れやすい線」を視る異能を持った少年「遠野志貴」が主人公であり、生まれながらの吸血鬼「真祖」の姫「アルクェイド・ブリュンスタッド」、異端狩りの組織に属する代行者「シエル」の2人の少女との物語が描かれるが、ほかにも多くの魅力的なキャラクターが登場する。

 シングルプレイのシナリオや、戦闘時のセリフなどは原作同様に奈須きのこ氏が執筆。もちろん、ビジュアルノベルである「月姫 -A piece of blue glass moon-」の膨大なテキスト量には及ばないが、月姫の世界をより身近に感じさせてくれるサイドストーリーとして楽しめるはずだ。

アルクェイド・ブリュンスタッド。生まれながらの吸血鬼「真祖」であり、そのなかでも王族に属する高貴な存在。とある“衝撃的”“運命的”な出会いによりエラーを起こし、それ以降無邪気で、天真爛漫な性格となった。因縁の敵を追って、遠野志貴が住む総耶の地を訪れた

シエル。異端狩りの組織「聖堂教会」の中でも、特に異端狩りに特化した「埋葬機関」に所属する「代行者」。アルクェイドと同じく仇敵を追い、遠野志貴と同じ高校に生徒として入学する

遠野志貴。「月姫 -A piece of blue glass moon-」の主人公。幼い頃に事故に遭い、「万物の死期・終わりという概念」を、線や点の形で視覚情報として捉える「直死の魔眼」が備わってしまった。普段は特殊な眼鏡で直死の魔眼の力を抑えている

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