このページの本文へ

新色ピンクにさらなる強力カメラ! iPhone 13、ASCII徹底大特集 第57回

これはもう「Apple Watch Max」だ! Series 7の大画面に漂う浪漫

2021年10月13日 22時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

意外なほどタイピング感が心地よいQWERTYソフトウェアキーボード

日本語に対応して欲しい! QWERTYソフトウェアキーボード

 大型化したSeries 7のスクリーンが活かせる新しいインターフェースも追加されている。QWERTYソフトウェアキーボードだ。

 メールやメッセージの件名、本文などにテキストを入力する際に使える便利な機能だが、残念なことに日本語入力に対応していない。ローンチ当初は英語アルファベットと中国語の簡体字からサポートが始まる。

 英語入力の方法はアルファベットを1文字ずつタップするか、またはスクリーンに指を振れながら文字と文字の間をスワイプして一続きの単語につなげる「クイックパス」の2種類がある。クイックパスの文字認識は期待以上に正確で、「im」を「I'm」に自動変換したり、正確にアルファベットのキーボードに触れなくても予測変換で意味の通る単語を賢く入力してくれる。

 これまでApple Watchの日本語入力はマイクによる音声入力を使うか、または近くにユーザーのiPhoneがあればiOSのキーボードでApple Watchに文字を入力することもできた。後者については「じゃあiPhoneで入力すればいっか」ということになりがちで、脚光を浴びる機会がなかった。

iPhoneが近くにあればApple WatchにiPhoneのソフトウェアキーボードから文字を入力してメールやメッセージを返せる

 Apple Watchで快適に文字入力ができるようになると、アクティビティやヘルスケアの情報をスクリーンで見るだけでなく、自分の健康状態に関する栄養摂取の履歴なども、Apple Watchから積極的にアプリなどにインプットして管理したくなりそうだ。何よりiPhoneを持たずに、ちょっとした外出時にセルラー対応のApple Watchでメールが返しやすくなるし、ウォッチが活躍する場面も増えると思う。ぜひ一日も早く日本語に対応してほしい。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ