原作のストーリーを追体験できるソロプレイモードや対戦モードを収録
鬼滅ファン必見! 『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』は、簡単操作で原作さながらの派手な剣戟を再現できるアクションゲームだ!
2016年より週刊少年ジャンプで連載されるや、国内外で社会現象になるほどの大ヒットを記録した吾峠呼世晴先生の漫画『鬼滅の刃』。漫画だけでなくアニメや舞台、劇場版なども人気を博しており、原作漫画の連載が終了した今もなお、多くのファンを生み続けている。
その同名漫画をベースとする 『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』は、アニプレックスが販売、サイバーコネクトツーが開発した鬼殺対戦アクションゲームだ。発売日は2021年10月14日で、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)のマルチプラットフォームで展開される。
今回、メディア向けの先行体験会で本作を一足先に試遊することができた。本記事では、鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚のファーストインプレッションをお届けする。
簡単操作で緊張感ある剣戟アクション!
まずは、ソロプレイモードを試遊。鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎を操作し、原作のストーリーを追体験できるのが特徴だ。戦闘パート、探索パート、ストーリーパートで構成されており、アニメのカットシーンも一部挿しこまれている。原作の名場面も忠実に再現されているため、ゲームプレイを通して原作のスリルと興奮、そして感動が味わえる。鬼滅の刃ファンはもちろんのこと、これから鬼滅の刃に触れたい人も魅了されることだろう。
さて、本作は格闘ゲームの要素を採用している。筆者自身、格闘ゲームの遍歴はものすごく浅く(ほぼ未経験)、プレイする前は少々不安だった。複雑なコマンド入力が求められるのではないか、と考えるだけで不安は募るばかり……。
だが、実際にプレイしてみると、意外と簡単な操作で技を発動できた。一応コマンド入力もあるが、チュートリアルで学べる基礎技を覚えておけば、原作さながらの激しいアクションを再現できるようになっている。思った以上にシンプルなうえに、必須の知識もそこまで多くないので、格闘ゲームが苦手な筆者も気軽に楽しめた。
原作ならではの緊張感ある剣戟を簡単操作で再現できる点が、本作の最大のポイントとなるだろう。派手な必殺技を発動してとどめを刺したときの達成感ときたら……。そういった達成感が味わえるのもグッド。
戦闘パートの一部では、炭治郎の妹・禰󠄀豆子を操作し、毬を操る鬼「朱紗丸」との戦いを追体験できた。毬を蹴とばす遠距離攻撃を回避しながら、朱紗丸との距離を詰めて攻撃していく。毬を食らいながら少しずつ相手にダメージを与えていったものの、最後の最後で力尽きてしまった。かなり歯ごたえのあるバトルであった。万が一ゲームオーバーになっても、体力全快でリトライができるので、格闘ゲームならびにアクションゲームが苦手でも心配ご無用といえる。
原作でお馴染みの舞台を再現した探索パートでは、「鬼殺隊」入隊の最終選別の舞台である「藤襲山」や「沼の鬼」が潜む町を探索した。前者は遭遇する敵を倒しながらボスを追跡するパートで、後者は鬼の手がかりを探すべく町中をくまなく探索するでといった具合だ。
原作に出てきた舞台を深く探索したいという、ファンの願いを叶えたパートといえるだろう。町中にいるキャラクターと会話したり、町全体を自由に探索できたりと、鬼滅の刃の世界へと誘う魅力的な要素であると感じた。
最後に、2vs2の「バーサスモード」も少しだけ体験。これは鬼滅の刃に登場するキャラクターを2人選んで相手プレイヤーと対戦できるモードだ。対戦中に不利になってきたらもう1人のキャラクターに切り替えたり、逆に相手を追い込むために2人で共闘したりでき、白熱必至の戦いが味わえる。また、原作では叶わなかった夢のコラボを実現させるという楽しみもありそうだ。
今回はCOMと戦ってみたが、緊張感あふれる剣戟に加えて、派手なエフェクトなどの各種演出がたびたび発生するため、終始興奮しっぱなしだった。
鬼滅の刃の醍醐味をゲームに落とし込むことに成功した本作。忠実に再現された原作のストーリーを追体験できるほか、盛り上がること間違いなしの対戦が楽しめるのも魅力だ。鬼滅の刃の感動をもう一度味わいたい、ゲームをしながら鬼滅の刃に触れてみたい人はチェックしてみてはいかがだろうか。
【ゲーム情報】
タイトル:鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚
販売:アニプレックス
開発:サイバーコネクトツー
発売日:2021年10月14日予定
ジャンル:鬼殺対戦アクション
プラットフォーム:PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)
プレイ人数:1~2人(オンライン対応)
CERO:C(15歳以上対象)
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable©「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会
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