本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「バーチャル SIM/Subscriber でヒトとモノをつなぐ!SORACOM Arc ブログコンテスト 優秀賞を発表します!」を再編集したものです。
みなさま、こんにちは。
2021年8月に開催しましたSORACOM Arc ブログコンテストの結果を発表いたします。
今回、たくさんの方にご応募いただきました! 本当にありがとうございました。
SORACOM Arcブログコンテストとは
ソラコムでは、2021年6月23日にセキュアリンクサービスSORACOM Arcを発表しました。
「SORACOM Arc」は任意のIPネットワークから SORACOM プラットフォームへのセキュアなリンクを提供するサービスです。これまでSORACOMプラットフォームサービスを使用するためには、SORACOM Air for セルラーのSIMやSORACOM Air for Sigfoxのデバイスなどが必要でしたが、Wi-Fiや有線通信、衛星通信などのIPネットワークからでもSORACOMプラットフォームサービスをご利用いただけることが大きな特徴です。
SORACOM Arc のご利用にあたってはバーチャル SIM/Subscriberを作成します。SORACOM Air for セルラーのSIMと同様にIMSIが払い出され、SIMと同様の設定でSORACOM プラットフォームサービスを使用することができます。
そして、SORACOM Arc ブログコンテストでは、SORACOM Arcを使用して日頃の困り事を解決しよう!というものです。
新たなIoT向け通信の環境という事で、2021年6月の発表直後から多くの方にご利用いただいておりまして、ブログを中心に情報共有も活発に行われています。
ソラコムではこの機会にもっと多くの情報共有を、そして日常の困りごとをSORACOM Arcで解決いただきたいという思いから「SORACOM Arc ブログコンテスト」を開催しました。
審査の基準は以下の観点とさせていただいております。
・有用性:解決できる課題が明確
・ストーリー性:解決できる課題と解決方法に対する共感度
・実現性:簡単な手順が記載してあり、実現可能であること
優秀賞を発表します!
それでは気になる優秀賞を紹介させていただきます。
三浦 耕生様(@k_miura_io) SORACOM ArcをRaspberry Piで試してみた
RaspberryPiからsoratun(*1)を使用し、ブートストラップを実行して、SORACOM Arcで接続し、さらにsystemdを使用するという一通りの設定を行い、さらにSORACOM Harvest Dataにデータを送信し、Pythonのプログラムも用意していただいています。
とても丁寧に手順が記載されており、このブログがあれば、一通りの設定ができます!三浦様ありがとうございます!
(*1) soratun (sora-com tun-nel, ソラタン)とはバーチャル SIM/Subscriberの作成から接続までを支援する SORACOM Arc用のクライアントエージェントです。詳細はsoratunの概要と機能をご覧ください。
木村 健一郎様(@show_m001) SORACOM Arc+Napterで安全にAzure VMにアクセスする
通常はIoTデバイスにバーチャルSIMを入れて通信したくなるのですが、当ブログでは「安全にAzure VMにアクセスする」のタイトルのとおり、Azure VMにバーチャルSIMを設定されています。そして、インターネットからAzure VMへのRDPをできない状態にして、SORACOM ArcのバーチャルSIMとSORACOM Napterを使用して、セキュアにアクセスしています。 ソラコムプラットフォームとAzure VMがセキュアにリンクしているからこそできる業ですね。
木澤 朋隆様(@kizawa2020) SORACOM Arcで自宅ネットワークをSORACOMプラットフォームに接続する
WireGuardのエージェントをインストールすることはできないArduinoデバイスからもSORACOMプラットフォームサービスを利用できるように、ご自宅にゲートウェイを設けています。
ご自宅のネットワーク内のすべてのデバイスからSORACOMプラットフォームにアクセスできるため、SORACOMプラットフォームサービスの利用が簡単になりますね。ありがとうございます!
舩原 一平様(@1st_ship) 探し物は何ですか? 〜SORACOM Arcで設備の場所を把握しよう〜
探しものを効率的にみつけよう!というコンセプトのもと、接続元のルーターの情報をもとにデバイスの位置情報を識別するというすばらしいアイデアです。
解決したい課題が明確で、解決策もユニークで、かつ実際に動いており、今回のSORACOM Arcブログコンテストでもっとも高得点でした。SORACOM と AWS Nativeなアーキテクチャも高評価につながっておりました。
みなさま、受賞おめでとうございます!
優秀賞の皆様には、SORACOM Arcで使用しているWireGuardにちなんだ自転車ワイヤーロックをお送りさせていただきます。そして、ご応募いただいたすべての皆様にはSORACOM Arcロゴ型のペーパークリップをお送りさせていただきます。いましばらくお待ち下さい。
ご応募いただいたすべての皆様にお送りする SORACOM Arc ロゴ型のペーパークリップ
最後に
今回、SORACOM Arcブログコンテストを開催させてきただきましたが、SORACOM Arcとその他のプラットフォームサービスを組み合わせることにより、様々な使い方ができることがわかりました。
当初、セルラーを使用できないデバイスや冗長回線として、Wi-Fi経由でSORACOM Beamで任意の場所に送ったり、SORACOM Harvestに送信することでお手軽にデータを蓄積することを想定していましたが、これ以外にもオンデマンドリモートアクセスサービス SORACOM Napterと組み合わせることで、クライド上のインスタンスにセキュアにアクセスする(インターネットからはアクセスできないがNapterからのみアクセス可とする)ことができます。
またVPG Type-Eを使用することで簡単にSORACOM Arc 同士、SORACOM AirおよびSORACOM Arc間でデバイス間接続を行うことも可能です。
最後の最後に
SORACOM Arcを広くお試しいただくため、各オペレーター(=アカウント)ごとに毎月1 バーチャルSIMの無料枠をご用意してございます。バーチャルSIM1枚まではずっと無料でおもちいただくことができます。
ぜひ、ご活用ください!
ソラコム 江木 (nori)
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