肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第717回
本格的な抹茶を気軽に楽しめる
本当においしい「抹茶」を飲んだことある? 抹茶の魅力を追求した「ATELIER MATCHA」人形町にオープン
2021年08月07日 12時45分更新
抹茶のスイーツやアイス、お菓子は定番になってきましたが「抹茶」そのものをしっかり味わったことはありますか?
「抹茶」そのものを気軽に味わえるカフェ
8月2日に日本橋・人形町にオープンした抹茶カフェ「ATELIER MATCHA(アトリエ マッチャ)」では、日本を代表する飲料である抹茶本来のおいしさや、奥深さを体験できます。手摘み、石臼引きの本格抹茶などを手頃感ある価格で提供。メニューはストレート抹茶タイプとして「MATCHAショット」「MATCHAグリーンティー」などのほか、スイーツドリンク「ごちそうMATCHAスタイル」、さらには様々なトップクリエイターが手掛けた本格抹茶スイーツが揃います。
「ATELIER MATCHA」のプランナーは江戸時代から続く京都宇治の老舗製茶問屋・山政小山園の取締役である小山雅由さん。茶園から挽上げまで一貫した製造を行い、抹茶を知り尽くした山政小山園だからこそ提供できる上質な抹茶体験を気軽に楽しんでもらえる工房(アトリエ)を目指したとのこと。
プロデューサーはTZEN株式会社 代表取締役CEO長尾千登勢さん。長尾さんは日本の伝統文化を海外に発信する事業開発を手掛けるほど日本文化が好きで、プライベートでも茶道を嗜んでいることから、お茶を通して小山さんと知り合ったそうです。
限られた人の嗜みだった「抹茶」
今だからこそ気軽に、おいしく
オープンの事前に行なわれた発表会では、ウェルカムドリンクとして「MATCHAショット(エスプレッソタイプ)」(220円)をいただきました。美しい泡がたった抹茶は口あたりがふわっとやわらかく、奥深い苦みと共に品のよい甘味が広がり、一瞬、夏の酷暑を忘れることができました。抹茶というと"苦い"と思い込んでいる人もいるかもしれませんが(私もその一人でした)、本来の抹茶は快い香りと共に苦みと甘みの両方を楽しめるものなのですね。
「抹茶ゼリーサイダー」にも驚かされました。レモンを加えたサイダーの中に大きくカットした抹茶ゼリーがゴロッと入っていて、太いストローでゼリーを吸っていただきます。柔らかい抹茶ゼリーの食感がおもしろく、さらに抹茶のほろ苦さとレモンの爽やかさがマッチしていて、甘さ控えを好む大人の方にも好まれそうです。
長尾さんによると「ATELIER MATCHA」のコンセプトは「Matchaのサードウェーブ」。コーヒーのサードウェーブはよく聞きますが、抹茶のサードウェーブってなんでしょう?
時代を数百年さかのぼります。鎌倉時代に日本に伝わったお茶は、室町・戦国時代には、茶の湯の文化として寺社や武家、貴族に流行します。それ以降、商人の趣味や財界人の社交によるものなど、限られた人に抹茶が親しまれてきました。これがファーストウェーブ。実は一部の人の嗜みとしての抹茶の側面は現在まで続きます。2000年代に海外の抹茶ブームから逆輸入するような形で、抹茶テイストのスイーツ、抹茶アイスなどが流行ります。この近年の抹茶ブームがセカンドウェーブ。ただ、飲み物としての抹茶は依然としてカジュアルにはなりきれていません。
そこでサードウェーブとして、コーヒーや紅茶のように、ふだん飲む飲料に抹茶を加えてはどうか。「ATELIER MATCHA」では、そんな提案をしていきたいとのこと。本格的な抹茶を気軽に楽しんでもらう体験を提供することによって、抹茶はかしこまったものといった印象をなくして距離を近めてもらいたい狙いがあるそうです。
抹茶というと、茶せんでたてるから淹れるのが大変という先入観がありますが、「ATELIER MATCHA」では茶せんを高速で動かす「Charaku(チャラク)」という道具を使っていました。お茶の世界ではご法度では? と、思いきや、山政小山園の小山さんが積極的に活用されていて驚きました。抹茶の世界も伝統を守りながら時代に合わせて進化しつつあります。
「ATELIER MATCHA」は人形町駅をおりてすぐ。ストレスも多い昨今ですが、抹茶の芳香でほっと一息ついてみるのはいかが。
「ATELIER MATCHA(アトリエ マッチャ)」
住所 東京都中央区日本橋人形町1-5-8 公式サイト
https://ateliermatcha.com/
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