最大4TBのM.2 SSDが取り付け可能になる模様

PS5ベータプログラム向けのシステムソフトウェアアップデート内容を抜粋して紹介

2021年08月05日 18時50分更新

文● Zenon/ASCII

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2021年7月29日より、日本を含む一部地域にてPlayStation 5(以下、PS5)のシステムソフトウェアアップデート・ベータプログラムを実施中。

 本ベータプログラムでは、今後PS5に実装される予定の新機能を試すことが可能だ。大きくは「M.2 SSDによるストレージの拡張」「テレビスピーカーでの3Dオーディオ対応」「PS5のUX向上やカスタマイズオプションの追加」の3つになるという。

 なかでもストレージの拡張は、ユーザーが待ち望んでいる機能の1つ。要件が公開されているページを参照すると、250GB~4TBの容量を増やせるとのこと。

PCIe4.0に対応したM.2インターフェース

 拡張ストレージの接続には、PS5を一度分解する必要がある。公式が下記の動画を出しているので、正式にアップデートが実装された際には参考にしてみてはいかがだろうか。

■PlayStation 5分解映像(2020年10月7日公開)

以下、リリースより。

<本ベータプログラムに含まれる内容(抜粋)>

●M.2 SSDによるストレージの拡張

 ベータプログラムに当選された方は、M.2 SSDによるストレージの拡張を利用することが可能です。機能の詳細や使用できるM.2 SSDの要件、使用する際の手順は以下のページからご覧いただけます。
https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/ps5-install-m2-ssd/

 ベータ参加者の皆さまは、本機能を使用する前に上記ページをよくお読みいただきますようお願いいたします。また、本機能はベータ版のため、今後の正式なリリースまでに機能や仕様が変更される可能性がございます。

●テレビスピーカーでの3Dオーディオ対応

 音がさまざまな方向から聞こえてくるように感じる3Dオーディオをテレビの内蔵スピーカーでもお楽しみいただけるようになりました。有効にするには、PS5で[設定]>[サウンド]>[音声出力]を選び、[テレビのスピーカーで3Dオーディオを出力]をオンにしてください。

 DualSenseワイヤレスコントローラーのマイクを使って、部屋の音響特性を測定すれば、あなたの部屋に適した3Dオーディオ設定を反映させることができます。

●PS5のUX向上やカスタマイズオプションの追加(抜粋)

・コントロールセンターをより自由にカスタマイズできるようになりました。表示/非表示できるコントロールが増え、順番の入れ替えもできるようになりました。
・コントロールセンターの[ゲームベース]から、パーティーのテキストチャットにアクセスしたり、メッセージを送信したりできるようになりました。
・[ゲームベース]の[フレンド]タブで、オンラインのフレンド、取り込み中のフレンド、オフラインのフレンドの数がわかるようになりました。また、フレンドリクエストをまとめて許可、拒否およびキャンセルできるようになりました。
・ゲームホーム画面やライブラリーの[インストール済]タブで、同じゲームの異なるバージョンが見やすくなりました。また、ゲームのプラットフォーム(PS5、PS4など)がアイコンで表示されるようになりました。
・PlayStation Nowで、ストリーミングの最大解像度(720pもしくは1080p)を選択して、画像と動作の品質を最適化できるようになりました。また、ストリーミング接続のテストを行ない、インターネット接続に問題があるかどうかを確認できるようになりました。
・PS5ゲームのチャレンジをプレイして、自己ベストのタイムや得点を記録したときに、そのプレイを自動的にビデオクリップに保存できるようになりました。
・拍手の種類に「リーダー」が追加されました。オンライン対戦の後で、ほかのプレイヤーの行動を称えるために拍手を送ることができます。
・コントロールセンターにトロフィートラッカーが追加され、1つのゲームにつき最大5個のトロフィーをトラックできるようになりました。

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう