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スペックは抑えめだが、インターフェースやキーボードなどの使い心地はハイエンドマシンと変わらない

5万円台で国産ならではの信頼性の高い品質と使いやすさを実現、15.6型ノートPC「LIFEBOOK WAB/E3」

2021年08月31日 16時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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LIFEBOOK WAB/E3

 LIFEBOOK WAB/E3は、富士通クライアントコンピューティングが販売する15.6型ノートパソコンだ。

 CPUにAMD 3020e(定格1.2GHz、最大2.6GHz)を搭載し、リーズナブルながら、国産メーカーならではの信頼性の高い使用感を実現したモデルとなっている。価格は通常7万4800円からだが、富士通のウェブ直販サイト「富士通 WEBMART」でクーポンを利用すれば、5万4800円から購入可能だ(8月31日現在)。本稿ではそのスペックや使用感を中心に、LIFEBOOK WAB/E3の魅力を紹介する。

トップカバーは非常にシンプルなデザイン

 LIFEBOOK WAB/E3の主なスペックは、AMD 3020e(定格1.2GHz、最大2.6GHz)、AMD Radeonグラフィックス(CPU内蔵)、4GBメモリー、256GB SSD(PCIe接続)、15.6型ディスプレー(1366×768ドット)などとなっている。ワイヤレス通信規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac(MU-MIMO対応)、Bluetooth 5.1に対応。バッテリー駆動時間はJEITA2.0規格でおよそ8.4時間と必要十分。

 インターフェースとして、USB 3.1(Gen2)Type-C端子、USB 3.1(Gen1)Type-A端子×2、USB 2.0 Type-A端子、HDMI出力端子を搭載するほか、SDカードスロットとDVDスーパーマルチドライブを搭載する。

右側面にDVDスーパーマルチドライブと、USB 2.0 Type-A端子、SDスロットを設ける

 同社のより上位クラスのモデルと比較した場合に、もっとも気になるのは15.6型で1366×768ドットというスペックのディスプレーだろうか。

 近年では、安価なモデルでもフルHD(1920×1080ドット)相当、ハイエンドなモデルではWQHD(2560×1440ドット)クラスのディスプレーを搭載することが多いため、比べればどうしても見劣りはする部分だ。

 さまざまなノートパソコンを触ってきた感覚として、15.6型で1366×768ドットという解像度は、1ドット単位の微細な位置合わせや、グラデーションの細かな見極めが求められるクリエイティブ系の作業には向いていないと思う。とくに最近は4K相当の解像度のコンテンツを制作したり、プレビューしたりといった機会も多いため、そうした作業を想定しているのなら、より高い解像度を持ったモデルを選んだ方がベターだ。

 したがって、LIFEBOOK WAB/E3はそれほど細かい解像度を必要としない事務作業や、文書の作成といった用途に向いたモデルといえるだろう。

左側面にUSB 3.1(Gen2)Type-C端子、USB 3.1(Gen1)Type-A端子×2、HDMI出力端子を設ける

 その傾向は、インターフェースの豊富さにも表れている。多くのノートパソコンがUSB Type-A端子の搭載を省略しているなか、LIFEBOOK WAB/E3はUSB 3.1(Gen1)Type-A端子×2、USB 2.0 Type-A端子と、合計でUSB Type-A端子を3系統も搭載し、さらに、USB 3.1(Gen2)Type-C端子も備えている。

 例えば、有線式のマウス、ウェブカメラ、USB接続式のヘッドセットを接続したとして、それでもまだUSB端子が1系統余る計算になる。ビジネスのリモート化が進み、オンラインのコミュニケーションのために何かとつなぎたくなる状況になっているため、インターフェースの豊富さはうれしい部分だ。

 その分、サイズはおよそ幅361×奥行き244×高さ27mm、重量はおよそ2.0kgとやや大きめだが、このクラスのノートパソコンは、持ち歩く機会もそれほど多くないと思われるので、許容範囲だ。どちらかというと、机の上に置きっぱなしでデスクトップ的に使うタイプのノートパソコンだろう。

狭ベゼルデザインはLIFEBOOK WAB/E3の特徴のひとつだ

 解像度はそれほど高くないと前述したが、かといって視認性が悪いということはない。LIFEBOOK WAB/E3のディスプレーはトレンドを抑えた狭ベゼルで、パネルは発色のいいものを使っているので、前述の事務作業に加えて、ウェブブラウジングやメール、動画の試聴など、クリエイティブ系を除くほとんどの作業に対応できるはずだ。

上位機種と同等の作りのいいキーボード

キーボードは富士通のノートPCでお馴染みの、上下左右キーの周辺を大きめにとった仕様だ

 おそらく、LIFEBOOK WAB/E3において最も大きなメリットとなるのが、上位機種と同等の優れた使用感を持つキーボード部分ではないだろうか。配列は標準的なJIS 108キーで、10キーも搭載している。

 15.6型というそもそも十分な余裕を持ったサイズな上に、キーボードを側面のギリギリまで広げてレイアウトしているため、キーピッチは18.4mmと文句なし。キーストロークも2.5mmとノートパソコンとしてはかなり深い。打鍵感は、ぐらつきが少なく、安定してタイピングでき、非常に優れている。

 ここも事務作業に向いていると評価できるポイント。毎日大量の文字をパソコンに打ち込むような業務の場合、キーボードの作りの良し悪しが、作業の効率に直結するから、可能な限り品質のいいキーボードを搭載したノートパソコンを選びたい。

 同社のノートパソコンのキーボードは品質が高いだけでなく、レイアウトも標準に近く、クセが少ない。他社製パソコンからの乗り換え先としてもオススメできるモデルだ。

安価でもしっかり使える、高い信頼性を持つ据え置き型ノートパソコン

 注文時は富士通 WEBMARTから、メモリー容量のカスタマイズ(4GB/8GB)と、Microsoft Officeの有無を選択できる。最安価なモデルは、はじめに書いたように標準価格は7万4800円で、4GBメモリー、Microsoft Office非搭載、もっとも高価なモデルは9万9800円で、8GBメモリー、Microsoft Office Home&Business搭載という構成だ。

 8月31日現在は、直販サイトでキャンペーンが実施されており、一律で2万円の値引きが適用される。したがって、本稿で紹介している7万4800円のモデルは、5万4800円で購入可能だ。

 5万4800円という価格は、15.6型ノートパソコンとしてはかなり安価なクラスとなる。価格が上がるほどスペックや使用感も向上していくのはパソコンの常だが、LIFEBOOK WAB/E3は、ただ安価なだけでなく、CPUやディスプレーのスペックを抑えて価格を下げるという工夫をしつつ、豊富なインターフェースや、品質の高いキーボードといったパソコンの基本性能はしっかりと確保している点が魅力的だ。

 何度か書いているように「それほど高いスペックのディスプレーを求めておらず、用途としては事務作業が中心」といったニーズに最適で、かつ、購入価格を抑えながら、国産ならではの信頼性の高いノートパソコンを手に入れたいという人は、LIFEBOOK WAB/E3をぜひ購入時の候補に加えてみてほしい。

試用機の主なスペック
CPU AMD 3020e モバイル・プロセッサー
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス
メモリー 4GB
ストレージ 256GB SSD(PCIe)
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレー 15.6型ワイドHD(1368×768ドット)
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)+Bluetooth v5.0、有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース USB 3.1 Type-A×2、USB 2.0 Type-A、USB 3.1 Type-C、SDカードリーダー、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、HDMI出力端子
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
バッテリー駆動時間 約8.4時間
サイズ/重量 およそ幅361×奥行244×高さ27mm/約2.0kg
OS Windows 10 Home(64bit)
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