このページの本文へ

YouTube、新機能「YouTubeショート」を開始

2021年07月13日 14時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 YouTubeは7月13日、公式ブログにて日本での「YouTubeショート」開始を発表した。

 スマホでキャッチーなショート動画を撮影から編集、投稿まで簡単にできるYouTubeの新機能(ベータ版)を順次公開する。

 すでにYouTubeのスマホアプリではショート動画が視聴可能だったが、新たに複数の動画をつなぎ合わせるマルチセグメントカメラ、楽曲を追加する機能、速度の設定などを含む動画作成ツールが利用可能となり、誰でも簡単にショート動画を作成できるようになる。また、以下の機能を追加している。

・動画の特定のポイントにテキストを追加
・ショート動画に自動でキャプションを追加
・ショートカメラで最大60秒の動画を撮影
・スマホのギャラリーからクリップを追加してショートカメラで撮影した動画に追加
・フィルターを追加して動画のカラーを修正(より多くのエフェクトを順次追加予定)

 新機能には、世界中の数十億の動画を含むYouTube全体の動画から音声をサンプリングできる機能も含まれており、お気に入りのジョークに反応したり、クリエイターの最新レシピに挑戦したり、面白いコントのフォーマットを再現するなど、YouTubeで見ているコンテンツに自分なりの工夫を加えて新しいファンや視聴者を見つけて繋がることができるという。一方、クリエイターは、動画のサンプリングを許可するかどうかを設定することが可能となり、希望しない場合にはオプトアウトできる。

 新しいショート動画の発見やクリエイターとの出会いのため、YouTubeではトップページにショート動画のセクションを追加。次の動画へ簡単に縦スワイプできるようにした。また、近日中にモバイル上で簡単にショート動画を視聴できるように新しい「ショート」タブを追加する予定。

 また、クリエイターに向けてYouTubeショートを収益化する方法を検討しており、「YouTubeショートファンド」などのプログラムを進めている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン