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とてもシンプルで使い勝手がいい1台、オンライン会議などに便利なプライバシーシャッター付きウェブカメラも

最新Core i7とIris Xe採用でテレワークもバッチリ、薄型かつ光学式ドライブ内蔵の15.6型ノートPC<Lenovo IdeaPad L360i>

文●林 佑樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII

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地味に負荷が高くなるテレワークもバッチリこなせる性能

 性能をPCMark 10でチェックしてみたところ、総じて高いスコアとなった。やや低くなったのはレンダリング性能だが、内蔵GPUのためこちらは致し方ないところではある。どちらかといえば、アプリケーションの起動や簡易な写真加工、オンライン会議に対して十分すぎる性能があり、仕事用とした場合、不満を感ることはない性能だろう。

PCMark 10の結果

 プリインストールされているアプリケーションは、ごくわずかだ。必ずチェックしておきたいのは「Lenovo Vantage」。マシン本体の状態を最新に保つ機能のほか、使用頻度の高いWindowsの設定にすぐにアクセスできるというもの。またパソコンの使い方に関するトピックやマイクなどの設定も行なえる。

「Lenovo Vantage」

クイック設定はチェックしておいた方がいい

ダッシュボードからはより細かく確認できる

マイクの設定はビデオ会議向けのものが多い。仕事用であれば事前にチェックしておこう

 ビデオ再生時の設定は、「Lenovo Vantage」ではなく、インテルのグラフィックス向け設定機能を使用する。明るさの変更や鮮明度の変更、色補正などが行なえるほか、複数のディスプレーを使用する際の各種調整にも対応。またゲームや画面キャプチャー機能もあり、サポートされているゲームタイトルがインストールされていると、自動的に最適な設定にしてくれる。

ビデオ再生時の設定はインテルのグラフィックス向け設定機能をチェックしよう

とことんスタンダードな筐体に高いスペックで使い勝手はとてもいい

 最新のCore i7-1165G7を搭載し、地味に高めのマシン性能を要求されるテレワークにもしっかりと対応している。テンキー付きキーボードに、光学式ドライブ、物理的なWebカメラ用シャッターも備えたベタベタなくらいスタンダートなパソコンだ。そのため、クセもなく、扱いやすくなっており、仕事用や自宅用のノートパソコンとして検討しやすくなっている。

 またグラフィックス性能の高さから、複数モニター環境の構築も可能なほか、軽い写真編集なども快適にこなせる。今後もテレワーク率が高く、新しく購入するマシンに迷っている場合は、生産性の向上につながる本機を作業用に選択することをオススメしたい。

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