パスワードから解放される日は遠くない
アップルではこれまでも、サインインへのわずらわしさを取り払おうと努力を続けてきた。
「Sign in with Apple」という機能は、アプリやウェブサイトでApple IDを使ってアカウントを作り、サインインするときもApple IDで完了するものだ。メールアドレスの確認や新しいパスワードを考える必要がない。
将来的にPasskeyが実現されれば、「パスワードを忘れたから再発行」という煩わしい手続きをしなくてすむかもしれない。サービス提供側としても、ユーザーがパスワードの呪縛から解放されることで、ログイン時に離脱されることなく、サービスを積極的に使ってもらえるようになるかもしれない。
アップルのPasskeyの取り組みは始まったばかりのようだが、パスワードから解放される未来が来る日もそう遠くはなさそうだ。

この連載の記事
-
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に -
第260回
トピックス
ドコモ苦戦 携帯3社、“値上げ”で明暗 -
第259回
トピックス
KDDI、通信品質で再び首位に ドコモとソフトバンクが不満「あの評価基準はおかしい」 -
第258回
トピックス
アドビ、AIで若年層開拓 “映える”画像を作りやすく -
第257回
トピックス
ドコモ経由の“NISAデビュー”増える マネックスか、SBIか、悩ましい選択に -
第256回
トピックス
KDDIドローン事業、9年目で軌道に乗る兆し 無人AIポート運用に成功 -
第255回
トピックス
楽天モバイル“値上げしない宣言”に他社が苦言 「自分たちでネットワークを構築しないくせに」 -
第254回
トピックス
クアルコム「Snapdragon」名称迷走 PC市場での認知施策が課題に -
第253回
iPhone
アップル新型「iPhone」全部比べた オススメはこれ - この連載の一覧へ










