このページの本文へ

NTT Com、次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」にて海外接続基盤の提供を開始

2021年06月03日 15時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 NTTコミュニケーションズは6月4日より、次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」の接続基盤を順次海外へと拡大する。

 Flexible InterConnectは同社が提供するクラウドサービスに加えてAmazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud、Microsoft Azureなどのクラウドやデータセンター間を閉域接続し、一体的でセキュアな仮想プラットフォームを実現している。

 グローバル規模でビジネスを展開する企業では、利用するクラウドサービスやデータセンターなどのICTリソースが国内外に散在してリソースが増える傾向にある。このような環境で一体的なシステムの構築や管理運用を行なうためには、各国の拠点からのクラウド接続ポリシーの統一化・ITガバナンスの強化、ネットワーク機器を接続先ごとに用意するコストと時間の抑制、ネットワーク構成の複雑化に伴うセキュリティーリスクの低減といった課題がある。

 新たに、NTTグループの海外ビジネスを担うNTT Ltd.(英国ロンドン)が世界各国で運用する海外データセンターやネットワークを活用して海外に接続基盤を設け、従来困難だった国や地域をまたぐ大容量のデータの送受やデータセンター間の接続もFlexible InterConnectが提供する1G超の広帯域を利用してセキュアに行なうことが可能になった。

 利用者は、さまざまなクラウドサービスおよびデータセンターへの接続ポリシーの統一や一体的な管理運用が可能となる。また、接続先や利用するネットワーク帯域、セキュリティー設定などを、Flexible InterConnectのポータルサイトからオンデマンドで簡単に設定し、一元的に管理できる。

カテゴリートップへ