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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第179回

3GBで800円切り、格安SIMのなかでも特に安いnuroモバイルは高コスパか?

2021年05月30日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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 3大キャリアの20GBで月2000円台の新料金プランに注目が集まっているが、MVNOの格安SIMもこの春に各社から一段と安い新プランが登場。音声通話サービス付きで月1000円以下という金額が見られるようになった。なかでも割安なのが3GBで月792円という、nuroモバイル「バリュープラス・VSプラン」。実際に加入して試してみた。

格安SIMで一般的な3GBの通信量で、音声SIMが800円以下で使えるnuroモバイルの新プラン

3GBで月792円、5GBでも月990円
1000円以下で一番割安な格安SIM

 今春になり、税込月1000円以下で電話番号による音声通話に対応し、月2~3GBの通信量の格安SIMが登場している。IIJmioの「ギガプラン」、OCN モバイル ONE、LinksMateの新プランなどがそれで、なかでも割安感があるのがnuroモバイルの新プラン「バリュープラス」だ。

 3GBの「VSプラン」は月792円と、800円を切る。3GBの通信量は、スマホは主に家でWi-Fiに接続して使い、外出時は動画を見ることはほとんどなく、電車やバスの通勤時間が短い人には不満を感じないであろう通信量と言える。

nuroモバイルの現行プランの料金表。ドコモ/au/ソフトバンク、どの回線でも同じ料金だ

 競合となると、IIJmioのギガプランは2GBで月858円、4GBで月1078円。OCN モバイル ONEは月1GBで770円、3GBで月990円。LinksMateは非常に小刻みになっているが3GBなら月902円と、いずれもnuroモバイルが勝っている。

 モバイル回線でデータ通信をあまり使わない人にとっては、非常にありがたいプランと言えるが、子供用やスマートフォンをたくさん持っている人など、低コストで回線を維持したい用途にはピッタリだ。

 そして、nuroモバイルのもう1つの特徴は、ドコモ/au/ソフトバンクとどの回線でも同じ料金であること。エリアやSIMロックの関係でネットワークを選びたい場合にも適している。

申し込みは基本ネットからだが
ECサイトで加入パックを安く買うことがおすすめ

 nuroモバイルは基本的にはネットから申し込むことになるが、MVNOの格安SIMでは契約事務手数料として3300円、さらにSIM発行手数料ががかかることが多い。nuroモバイルも同様なのだが、ECサイトなどで加入パックが安価に販売されており、その場合はその事務手数料の負担を下げることができる。契約する際は入手することをお勧めしたい。

nuroの加入パッケージ(右)と届いたSIM(左)

 加入パックといっても、以前のようにSIMカードが同梱されているわけではなく、コード番号が書かれているだけで、契約事務手数料を先払いした権利のようなものだ。オンライン加入する際にこのコードを入力すると、本来の契約事務手数料が不要になる。

 加入パックを通販で購入すると加入パックの配送、ウェブサイトで申し込み、さらにSIMカードの配送と、2回もモノが送られてくるので少々時間を要する。他のMVNOでは、この加入者パックがダウンロード版という形で、オンラインでコード番号が入手できる例があるが、nuroモバイルにはそういうサービスはないようだ。

加入パッケージとは、コード番号が書いてあるだけのものだ

 加入時の申し込みは新しい電話番号が発行される新規契約のほか、MNPでの他キャリアからの転入も対応する。MNP転入の場合、通常はSIMが届いてからユーザーが切り替え手続きをするが、nuroモバイルではあらかじめ切り替えをして配送してくれるオプションもある。切り替えからSIMが届くまでは電話が使えないことになるが、こうした手続きが面倒だという人には便利だろう。

MNPの場合、回線を切り替えて発送という選択肢もある

契約手続きをネットでしたところ翌日に発送、翌々日到着

 筆者のケースでは、5月13日に申し込みをして、5月14日にSIMが発送。15日には到着した。MNP転入のため、SIMが届いてから切り替えをしたが、SIMに含まれる情報だけで手続きが完了した。IDとパスワード、ネットワーク暗証番号など、事前にメモしておいた情報がないと切替作業ができない通信事業者もあるなか、非常に簡単に済んだ。

申し込みの翌々日に届いたSIM。切り替えはもう一枚入っていた紙のとおりにすぐできる。電話番号やパスワードはSIMの台紙にシールで貼り付けてある

 また、ウェブサイトには設定を案内する動画も用意されている。ただしその動画以外にAPN設定情報はすぐに見当たらず、もし設定情報がわからなくなった場合には動画を見て、そこから抜き出す必要がある。ぜひテキストでも設定情報を用意しておいてほしいところだ。

数多くの格安SIMの設定情報が入っているモトローラのmoto g10だが、nuroモバイルとしての登録はなくAPN設定情報が同一の「So-net LTE」で設定した

 サービスはシンプルなもので、開通させて設定してしまえば、あとは必要に応じて通話アプリなどをインストールするが、音声通話の発信をしないのなら、そのままでもいいだろう。

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