Dayzは6月2日、 企業のリスク対策を計画から実行まで統合的に支援するサービス「リスクデザイン」の提供を開始した。
同社によれば、業務上の過失や不祥事、自然災害など、事業継続や企業の存続にかかわる危機に対応するための手法は、インターネットやSNSの浸透により、大きく変わったという。
従来は、発生した危機にどう対応するか(イベント・ドリブン)の設計でも、対処は間に合うケースが多かったものの、SNS により瞬く間に情報が拡散する現在では、何かが起こってから迅速に動くことは難しいと同社は分析する。
また、企業にとって起こりうるリスクを予見し、 その対処法を予め用意しておく「プラン・ドリブン」設計への移行は企業の必須課題と同社は説明する。
同社のリスクデザインは、「リスクをデザインする」というコンセプトのもと、企業や事業のリスク因子の発見、分類、評価、対応方針策定、対策組織の立ち上げ支援、メディア対応トレーニングなど、全方位からリスク対策をサポートするもの。
広報やリスクマネジメント担当として豊富な経験を持つ専門のコンサルタントが、ノウハウを提供しながら、ノウハウを企業内に蓄積して継承することで、円滑で適切なリスクマネジメントを実現し、クライシスマネジメントに対応できる企業体制の構築をサポートするとしている。