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マランツ、8K&13.2ch対応のフラッグシップAVプリアンプ「AV8805A」

2021年05月27日 17時00分更新

文● ASCII

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 マランツは5月27日、13.2ch対応のAVプリアンプ「AV8805A」を発表した。価格は57万2000円。6月上旬の発売予定。

AV8805A

 高性能な32bit フローティングポイントDSPを2基搭載。ドルビーアトモス/DTS:X Pro/IMAX Enhanced/Auro-3D/MPEG-4 AACなど主要なサラウンドフォーマットのデコードができる。また、32bit対応のステレオDACを8基搭載。15.2chぶんのRCA/XLRプリアウトを持つ(同時出力は最大13.2chまで)。プリアンプ回路にはHDAM-SAを独立基板で使用している。入力8系統/出力3系統のHDMI端子は8K60p、4K120p、HDR10+、HDCP2.3、eARCなどに対応する(うち入力1系統/出力1系統が8K対応)。HDMI 2.1に含まれるALLM、VRR、QMS、QFTといった低遅延・フレーム補完などのスペックを装備。ゲームやVRなどの体験も優れるとしている。HDMI端子はスタンバイ状態でもパススルー可能。

 HEOSによるネットワーク再生機能も豊富だ。音質面では銅メッキシャーシや高品質パーツを採用。Audyssey MultiEQ XT32/Sub EQ HTによる高精度な自動音場補正、サブウーファー調整が可能。また、Audyssey MultiEQ Editorアプリを利用して、より詳しい調整も可能となっている。

 本体サイズは幅440×奥行き410×高さ185mm(アンテナを寝かせた状態)で、重量は13.8㎏。

 合わせて同社は既存モデル「AV8805」の有償アップグレード対応も始める。アップグレード(HDMI基板交換など)をすることで、8K/60Hz、4K/120Hzのパススルーなど、今回発表となった「AV8805A」と同様の機能が利用できる。受付開始は6月15日、料金は7万7000円。

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