ブラックミラーなどが殴って割れるなど、変更点もチェック

R6S新シーズンを先行体験、回復系ガジェットを持つ新オペ「Thunderbird」やマップ「ファベイラ」リワークなど

2021年05月24日 00時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

Y6S2「Operation North Star」を先行体験

 ユービーアイソフトは5月23日、タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」の新シーズンとなるY6S2「Operation North Star」の詳細について発表があった。

 新シーズンでは、防衛側の新オペレーターとして「Thunderbird」が追加されるほか、マップ「ファベイラ」のリワーク、そのほか細かな変更点などが追加される。

 今回、テストサーバーへの実装に先駆けて新シーズンを体験することができたので、紹介していこう。

強ポジ設置が強い? 自動で回復してくれるThunderbirdの固有アビリティ「コーナステーション」

 

 ではまず、防衛側の新オペレーターとなるThunderbirdについて紹介しよう。彼女が持っている固有アビリティ「コーナステーション」は、設置することで一定時間たつと近くのオペレーターにHPブーストを与えることができるガジェット。一回につきHPは30回復し、1回ブーストすると一定時間リーロードが入り、再びブーストするようになっている。なお、HPが減っていない状態でブースが与えられると、30増えはするが、その場合はDOCの「スティムピストル」のようにブーストされた分は青く表示され、徐々に減っていく。

防衛側の新オペレーター「Thunderbird」

メインウェポン「SPEAR.308」

メインウェポン「SPAS-15」

サブウェポンとして「BEARING 9」が選択可能

設置型の「コーナステーション」

一回につきHPを30回復してくれる

回復してくれる距離は決まっている

 ブーストの回数制限はないが、ブーストしたあとのリロードは結構長いため、1マッチにおけるブーストの回数は限られる。また、敵の殴りや銃撃でも破壊されてしまうため、設置場所が重要になるだろう。加えて、近くにいるのが攻撃側オペレーターの場合、その攻撃側オペレーターも回復してしまうので、設置場所はよく考えたほうがいい。

 個人的には、防衛拠点の強ポジに複数設置して、そこでダメージを与えられたオペレーターが回復するといった使い方がいいかなと思った。さらに、ダウンしたオペレーターも、ブーストされると起き上がることができるため、ダウンしたオペレーターが射線の通らない安全な場所まで下がれたら、コーナステーションを設置してThunderbird自身は敵が詰めてきていないか確認するという使い方もできそうだ。

ダウンしたオペレーターの蘇生も可能

ブーストされると起き上がることができるようになる

 ちなみに新シーズンの体験会では、HPの数値がオペレーターのスピードごとに変わっていた。例えば、スピード1は130、スピード3は100といった感じだ。加えて、ROOKの「ライノ」アーマーを着るとHPの数値が増えたり、スピード3のオペレーターがHP100のままコーナステーションのブーストを付与されると130になったりと、数値で明確にわかるようになった。

スピード3のオペレーターが、HP100のままコーナステーションのブーストを付与されると130になる

 なお、スピード1のオペレーターがアーマーを着てコーナステーションのブーストを受けるとHPが驚くほど高くなるので、こちらはぜひ試してみてほしい。

MIRAの「ブラックミラー」やMAESTROの「イーヴィルアイ」などのガラスが殴って割れるように

 続いて新シーズンで新たに変更されたのが、MIRAの「ブラックミラー」やMAESTROの「イーヴィルアイ」、防弾カメラなどのガラスを殴ると、ヒビが入って視界が塞がれるようになった。攻撃側オペレーターは、とくにブラックミラーなどが設置しているところは近づいてもどうすることもできなかったが、今後は殴ることでヒビを入れることができるため、これは大きな変更点といえるだろう。

「ブラックミラー」を殴るとヒビが入る

反対側も

「イーヴィルアイ」にもヒビが

カメラで確認するとガラス部分を開けないとまったく観えなくなっていた

防弾カメラも。なおイーヴィルアイや防弾カメラは、ヒビが入った状態では回収できなくなっていた

 また、MELUSIの固有アビリティ「バンシーソニックディフェンス」にも変更が入った。こちらは今は攻撃側オペレーターが近づくとすぐに反応して動きを鈍化させていただが、新シーズンからは作動に多少時間がかかるようになった。また、作動すると銃撃でも破壊可能なため、今後はより破壊されにくい場所に設置する必要がありそうだ。

この状態から攻撃側オペレーターが近づくと花びらみたいに開く仕様に

開いた状態だと銃で破壊できる

マップ「ファベイラ」がリワーク、破壊できる外壁が減り、室内も大きく変更

ファベイラが大きくリワーク

 新シーズンでは、マップ「ファベイラ」がリワークされる。室内に関してはかなりデザインが変更されており「ここって前どんな感じだったっけ?」と思う場所がほとんどだった。また、従来は多くの外壁が破壊可能だったが、リワーク後は破壊可能な壁がかなり減っており、侵入はしづらくなった印象だ。

 今回、最近のリワークの中ではかなり大きく変わっている印象を受けた。気になる人はぜひテストサーバー実装後にプレイしてみてほしい。

 そのほか今回の体験会では、攻撃側でキルされたあとでもドローンや移動できるガジェットを操作することが可能になっていた。これにより、キルされたあとでも生き残っている味方の動きに合わせて索敵したり、有利な場所に隠してチェックしたりできる。今まで以上にドローンや移動可能なガジェットの重要性は上がるため、戦略も大きく変わるかもしれない。

ちなみに、防衛側オペレーターは準備フェーズ中に破壊したドローンの数が右側に表示されるようになった

また、キルされたオペレーターはすぐに表示が消え、その場所にアイコンが残るようになっていた

オペレーターのアイコンにも変更が入った

 新シーズンが実装されれば、今までとはまた違った戦略や攻防のメタが生まれそうなので、今後がとても楽しみだ。ぜひ、テストサーバーにて新シーズンを試してみてほしい。

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