スマートLED電球の明るさや色合い、点灯時間も設定可能
初期導入後のスマートLED電球(人感)の設定操作もとてもシンプルだ。スマートLED電球の明るさ(調光)や色合い(調色)をアプリ上で細かく設定することで、自分好みの発色にしたり、昼光色と電球色のブレンドをすることで、周囲の照明とのカラーバランスを取ることも容易だ。
実際に洗面を洗顔や歯磨き、手洗いうがいなど様々なシーンで使っていると、自動点灯の時間の最適地も見つかってくるだろう。筆者宅では人感センサーでスマートLED電球が点灯5分後に、消灯のお知らせの意味で30%の照度で減光し15秒経過後に消灯するように設定している。
実際に洗面所に5分15秒以上滞在していれば、人感センサーが再度、人の存在を検知し、継続的にまた5分間の点灯をするイメージだ。筆者宅では昼光色と電灯色の調光バランスを50%としているが、昼光色と電灯色のミックスバランスを時々変更して最適地を探している最中だ。
スマートLED電球(人感)の一番の肝は“センサー感度の設定”だ。これも大きな鏡が前提の洗面所などでは、実地検証をしながら調整するのがベストだろう。洗面所の奥の方にあるスマートLED電球(人感)と洗面所の手前(廊下側)にあるスマートLED電球(人感)では、その役目や目的に合わせて調整することもなかなかおもしろい。
洗面所に入る目的ではなく、単に廊下を通過する人に毎回人感センサーが過剰反応するのも面倒かもしれない。しかしその反面、それがお好みの人も居るかもしれない。
筆者宅では、廊下に近いスマートLED電球(人感)の感度は“高い”を選択、洗面所の奥の方にあるスマートLED電球(人感)は確実に洗面所に人が入った時にのみ点灯するように、センサーの感度を“中”に設定している。
当然のことだが、2つのスマートLED電球(人感)のセンサー感度を異なる設定にしていると、同時に点灯しない。点灯時間が同じ長さなら、当然、消灯のお知らせや実際の消灯時刻もズレてくるので、その辺りをどこまでこだわるかが楽しみでもある。
また家人の多くが寝ている深夜など洗面の天井灯が不要な時間帯があれば、アプリのスケジュール機能で日や時間単位で電源オン/オフをきめ細かく設定できるので必要とするユーザーには便利だろう。

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