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他者の視野が自分に入ってくる

ソニーによる次世代クリエイターとのアイデア共創プログラム「U24 CO-CHALLENGE」若者のアイデアを”体験”してみた

2021年04月30日 20時15分更新

文● 貝塚/ASCII

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ソニーの実施する「U24 CO-CHALLENGE」の実証実験に参加した

ソニーの「U24 CO-CHALLENGE」とは?

 ソニーが実施している「U24 CO-CHALLENGE」というプロジェクトは、24歳以下の世代を対象とし、ソニーのノウハウを活用してアイデアを育てる、コンペティションとワークショップが一体となったプログラムだ。

 こう聞くと、社外から募集したアイディアを、事業化につなげるためのコンペティションのようなものを思い浮かべるし、実際にそうした取り組みは近年、大手企業が盛んに行なっている。

 ところが、U24 CO-CHALLENGEの主軸はあくまでも、「参加者のアイディアの具現化」に置かれている。

 新世代の持つアイディアの中から、審査や面接を通し、特に“ソニーの琴線に触れる”ものを選出し、ソニー社内、社外のチームのメンタリングを受けながら、磨いていくことがメインテーマ。その取り組みそのものがU24 CO-CHALLENGEであり、平たく言うと、ほとんど「ビジネスっぽさ」が感じられないプロジェクトだ。

ソニー ブランド戦略部門 小堀 弘貴氏

 「このプロジェクトそのもので収益化しようとか、事業につなげようということではありません。実際に、メンタリングの現場でも、ソニーから受賞者たちに指示を出したりすることはほとんどなくて、ソニーはあくまでも、新世代のクリエイターたちの話を聞きながら『一緒にやっていく』という立場。使える技術や、アイディアの方向性を整理するサポートはしますが、『このアイディアをこういう風にビジネスにしよう!』ということはしません。

 それは、私たちの世代が『わかってしまえるもの』は、そこまでのものという認識があるからです。例えば、TikTokがはじめて世の中に出てきたとき、『SNSで踊るってどういうことなんだ?』と思った人が多いと思うんです。新しいものを作ろうとするときには、わからないものを、わからないままにしておくことが重要だと思うんですよね。

 私たちの世代の理解を超えたアイディアが集まって、それをソニーが具現化する手伝いをする。その過程が、将来的に、世の中に新しいものを生み出すきっかけになるかもしれない。そういった意味でのソーシャルグッドですし、そこを大事にしているんです。(プロジェクトを統括する、ソニーのブランド戦略部門 小堀 弘貴氏)

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