新武器「ボセックボウ」やオリンパスのマップ改変なども紹介

新シーズン「Apex Legends 英雄の軌跡」を先行プレイ! 新レジェンド「ヴァルキリー」は強い? 新モード「アリーナ」はどんなルール?

2021年04月30日 09時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

「Apex Legends 英雄の軌跡」

 エレクトロニック・アーツのバトルロイヤル「Apex Legends」では、5月5日に新シーズンとなるシーズン9「Apex Legends 英雄の軌跡」(以下、シーズン9)が実装される。シーズン9では、新レジェンド「ヴァルキリー」や新武器「ボセックボウ」の追加のほか、マップ「オリンパス」の一部変更、そしてバトルロイヤルではない新モード「アリーナ」も実装予定だ。

 今回、実装に先駆けてプレイできる機会を得たので、プレイフィールをお届けしたい。

空を飛び索敵、ミサイルを放つ新レジェンド「ヴァルキリー」

新レジェンド「ヴァルキリー」

 まずは新レジェンド「ヴァルキリー」について。ヴァルキリーはパッシブとして「VTOLジェット」を装備している。ジャンプした後にもう1度ジャンプボタンを押すとこのVTOLジェットで空中に浮かび上がることが可能。ただし、VTOLジェットの音はかなり大きく、結構遠くからでも位置がバレてしまうほか、浮遊中は銃やグレネードは使用できない。さらに、画面右側に燃料ゲージが表示されえており、これがなくなってしまうと、飛ぶことはできなくなる。ゲージは時間がたつと徐々に回復していく。

「VTOLジェット」で浮かび上がることができる

 戦術アビリティーは、小型のミサイルを複数放つ「ミサイルスワーム」。発射する際は着弾地点が表示されるので、どこに飛んでいくかわからないということはない。加えて、VTOLジェットでの浮遊中もミサイルスワームだけは使用可能なので、空中から敵にミサイルを浴びせるといった動作も可能だ。なお、ミサイルワームがヒットするとスタン効果が入るため、奇襲する際などは便利だろう。

 アルティメットは「スカイワードダイブ」。こちらは、試用するとその場で一気に上昇し、バルーン使用時のようにスカイダイブできる。加えて、飛ぶ前のヴァルキリーにつかまれば、仲間も一緒に飛ぶことが可能だ。

「スカイワードダイブ」

味方も一緒に飛ぶことが可能

敵の部隊が強調して表示される

 ヴァルキリーはこのほか、最初の降下時やスカイワードダイブの際に、敵の部隊が強調して表示されるため、どこに敵部隊が存在するか、どこに降下するのかがわかりやすい。この強調表示は仲間の部隊にも共有されるため、敵部隊がいない場所に降下したいといったときなどに便利だ。

 実際にヴァルキリーをプレイしてみたが、飛べる能力を持っているため、はじめは同じく飛び上がって攻撃する前衛タイプのホライゾンとの比較が気になるかもしれないが、どちらかというと索敵をしてミサイルスワームで敵部隊をけん制する、ブラッドハウンドなどに似た後衛タイプかなと感じた。

 ブラッドハウンドと異なるのは、窮地から逃れる術があるということ。本作ではよほどのことがない限り高所にいる方が強い。敵より下にいてかつ逃げ場がないときに、飛び上がって逃げられるのはいいなと感じる。加えて、スカイワードダイブで味方も一緒に飛んで逃げられるのは、場所によってはかなり使い勝手がいい。

どういった使われ方をするのか楽しみなレジェンドだ

 ただし、VTOLジェット使用中は武器の使用が不可なほか、音も大きくスピードが早いわけでもないので、タイミングによっては銃撃されてダウンする危険性も持っている。結果的には、バランスのとれたレジェンドだなと感じた。

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