このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第272回
3万4800円のシャオミ製SIMフリースマホ「Redmi Note 10 Pro」はカメラ&エンタメ性能がとにかく充実
2021年05月04日 12時00分更新
本稿でレビューするのは、シャオミのSIMフリースマホ「Redmi Note 10 Pro」。3月に発表されたRedmi Note 10シリーズのうちの最上位モデルであり(ほか3機種は日本未発売)、1億800万画素のレンズを含む4眼カメラ、リフレッシュレート120Hz駆動の有機ELディスプレーなどが特徴です。
日本国内では4月16日よりMVNO各社や家電量販店などで発売されています。価格は3万4800円(税込)。カラーは「グレイシャーブルー」「グラディエントブロンズ」「オニキスグレー」の3種となっています。
今回はRedmi Note 10 Proを1週間ほど使う機会を得たので、その使い勝手をレポートします。
落ち着きのあるハイエンド風デザインが魅力
まずは本体から。縦約164mm、横幅が約76.5mmと縦横ともにがっしりしています。ただし、同程度のサイズのスマホと比べて、厚さが約8.1mmと抑えられているのがポイント。手になじみやすく、片手での操作はそこまで辛くありません。背面はマットな質感。ギラギラと輝くのではなく、落ち着きのあるカラーリングがハイエンドモデルの雰囲気を醸し出しています。
本体上部にはイヤホンジャックを搭載。また、nanoSIMのカードスロットを2基、micoroSDカードスロットを1基搭載し、DSDS/DSDVに対応します。
ディスプレーは約6.67型の有機EL。解像度はフルHD+(2400×1080ドット)。リフレッシュレートが120Hz、タッチサンプリングレートが240Hzと高速駆動が最大の特徴です。実際に「Call of Duty: Mobile」をグラフィック品質とフレームレートを「最高」にしてプレイしましたが、表示は滑らかでタッチ操作への反応も迅速。本体は多少熱くなりますが、ゲームプレイ自体は快適です。
パンチホール式のインカメラはかなり小さいため気になりません。スピーカーは上下(横向き時は左右)に付いており、音の左右差も感じませんでした。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ