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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第689回

店舗限定で発売中の注目メニュー

丸亀製麺の今だけ「うま辛まぜ釜玉」はラー油とネギのアクセントがきいた一杯

2021年04月26日 12時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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 セルフスタイルの讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」では「うま辛まぜ釜玉うどん」を4月20日から一部店舗で販売しています。(並)590円、(大)700円、(得)810円。

 釜揚げのうどんに、しょうがとにんにくをきかせた甘辛なそぼろをのせ、さらにラー油を絡めた白ねぎ、刻みのり、仕上げに温泉玉子を添えた期間限定メニュー。白ネギがたっぷりのビジュアルはネギ好きにとってそそられますね。

「丸亀製麺」では「うま辛まぜ釜玉うどん」期間限定、店舗限定で発売中

 さっそく食べる機会があったので紹介。

茹で釜から直接すくい上げた釜揚げ麺を使用。(温)のみで(冷)は選べません。

白ネギがたっぷり。さらに無料トッピングの青ネギも加えるとネギの風味が増して吉。このメニューに関してはネギは多いにこしたことないです。

麺はもちもち。まぜるのが大変です。

 丸亀製麺は定番メニューだけではなくコンセプトが立った期間限定メニューも、おざなりではなく完成度高く仕上げている印象。これまでにも「旨辛まぜ釜玉うどん」といった名前で台湾まぜそばに寄せたメニューを出したことがありました。以前はかつお粉をかけていましたが、今回はかけていません。

玉子のコクがあって全体的にはまろやか。そこまで「辛く」はないけど……

 ラー油が絡んだ白ネギがピリッとして風味良し。そぼろは甘く、生姜がきいていて、ご飯が進みそうな味付け。タレは醤油ベースで濃厚。玉子のまろやかさが加わり、全体的には“甘さ・コク”が濃く、そこにネギとラー油の“辛さ”がアクセントとなっています

食後、マスクの中で自分の吐く息にネギを感じます。ネギ好きにとっては悪くない

 「うま辛」の“辛”を期待していた人にとっては、刺激が強いわけではなく肩透かしの気配も。あくまで「うま辛」なのだと据え直すと、ネギラー油の華やかな香りや、海苔の磯の香り、そぼろのゴロゴロした食感などが楽しめる盛り沢山な一杯であると納得。個人的にはラー油増しができるように卓上ラー油があればなおよかったな、とは思いましたけど(辛いもの好き)。

 「まぜ釜玉」ですので、まぜればまぜるほどうどんに様々な具材が絡み、変化が楽しめるのが醍醐味。刻み海苔と白ネギの相性は抜群で親しみやすいです。飛びぬけた辛さやジャンクさはないももの、辛いものが得意ではない方やお子様も幅広く楽しめるバランス感のよいメニューです。

 ネギのさっぱり感で食後感も爽やかなので、平日の「こらから頑張るぞ」というランチタイムにサッといただくのがよさそうです。よりアクセントが欲しい人は無料の薬味の生姜を多めに加えるといいでしょう。ホットになります。

かけ出汁を加えるとキレイに最後までいただけます。かけ出汁は無料で、「出汁サーバー」が設置されている店舗もあるし、トッピングブースに出汁のポットがおかれている店舗も。利用しない手はない!

 最後はそぼろの粒がどうしても残ってしまいます。そこで、無料のかけ出汁をもらっておつゆに加えると、そぼろごときれいにいただけます。丸亀製麺ではかけ出汁を無料でもらえるのでぜひ試してみてください。

食事ごとにもらえる「うどん札」も5月に。季節を感じます。

 「うま辛まぜ釜玉うどん」は6月初旬まで。販売店舗は限られておりコチラから確認できますよ(各店舗の営業状況は公式HPを確認するか、店舗にお問い合わせください)。

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