讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」では、「神戸牛と大和芋のとろ玉うどん」「神戸牛すき焼き丼」を4月6日に販売開始。路面店を中心とした店舗限定です。
世界的にも評価が高いブランド和牛「神戸牛」を使用した特別感あるメニューです。丸亀製麺では神戸牛を使用したメニューとして、`20年10月に「神戸牛づくし膳」を17時以降限定で販売。また今年の年明けうどんで「神戸牛と特大海老天うどん」を11日間の期間限定で販売しました。今回で3回目の神戸牛です。
価格は「神戸牛と大和芋のとろ玉うどん」が並890円、大1000円。「神戸牛すき焼き丼」が並590円。数量限定でなくなり次第終了です。
「神戸牛と大和芋のとろ玉うどん」
大和芋の粘りが生きた力強い一杯
ブランド和牛を使用したメニューがうどんチェーンで気軽に食べられるとは胸が躍ります。丸亀製麺の中では高価になりますが、外へ食べに行って1000円以下で神戸牛を食べられることはあまりないですよね。
さっそく2品を食べてみました。
「神戸牛と大和芋のとろ玉うどん」(並890円、大1000円)は、風味豊かな醤油ベースの濃いめのぶっかけうどんの上に、すき焼き風に味付けした神戸牛と、大和芋とろろ、温泉玉子をのせたうどんメニュー。
丸亀製麺の神戸牛うどんは登場するたびにアレンジが異なります。とろろと合わせたのは今回が初めて。
神戸牛の茶、とろろの白の2色うどんの様相。色がとろろと似ていますが温泉玉子ものっています。三つ葉が彩りのアクセント。
神戸牛はすき焼き風のタレで煮込まれています。
醤油ベースの濃い色のおだし。神戸牛の脂が溶け出しています。
とろろは、大和芋と山芋のブレンド。大和芋を加えることで通常のとろろより粘り気が強く風味も濃厚。
いただいてみると、甘味のある神戸牛と粘りが強い大和芋のとろろが、重厚にねっとりと絡みあいます。年明けの「神戸牛と特大海老天うどん」は、神戸牛の脂の旨みを引き立てた上品な仕立てでしたが、今回は醤油の濃い味わいも重なり、ガツンと食欲が掻き立てる味わい。
大和芋はねばり気が強く、いっきに持ち上げるのにはちょっと力がいりますよ。つるつるもちもちのうどんとも辛みがよいです。力がつきそうな一品。
「神戸牛すき焼き丼」並590円
ごはん×神戸牛の大正解な丼
三温糖と料理つゆで甘辛くすき焼き風に仕立てたという「神戸牛すき焼き丼」(並590円)。丸亀製麺の神戸牛のメニューで丼は初めて。
すき焼き風の丼ぶり。お肉の食べ方としては王道中の王道。丸亀製麺で「うどん」ではなく「丼」とはアリだけどいいのかな、という迷いもありましたが、食べてみると大正解。神戸牛のすき焼き丼、めちゃくちゃうまいです。
甘辛く仕立てた神戸牛は、特有の甘味が引き出され、濃厚で上質感ある味わい。ご飯と一緒に食べると、そりゃもう、たまらないです。玉子を割るとさらにコクが増し、至上の味わい。
うどん店ならではの食べ方としてはコチラ。
丸亀製麺ではお願いするかけうどんのおだしがもらえます(だしサーバーがある店舗ならセルフで気兼ねなくもらえます)。
ひつまぶしのように、だしに神戸牛とごはんを加えて茶漬けにすると、だしに神戸牛の脂や旨みが溶け出して、広がります。かっこんで食べると、神戸牛とご飯がさらりと胃に入ってきます。
だしの旨みが鼻から抜けるーーー。わ~おいしい!
無料のわさびを添えるとツーンとよいアクセントに。
「神戸牛すき焼き丼」は並590円と手頃感ある価格でオススメ。だし茶漬けとして楽しめるのも丸亀製麺ならではなので、ぜひ試してみてほしいです。かけうどんのプラス一品として食べるのもアリですよ。
神戸牛のメニューは店舗限定になります。お近くの店舗で扱いがあるかはコチラから確認できます。
いずれもテイクアウトにも対応。テイクアウトの場合、容器代が別途30円かかります。
※記事中の価格は税込みです。
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