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T教授の「戦略的衝動買い」 第627回

モバイルPCスタンドにもなる「モフトキャリースリーブ」を衝動買い

2021年04月08日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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厚さ約7mm、340mmx240mmの横型封筒のような形状のモフトキャリースリーブ

 スリーブ本体のマテリアルとして、曲げや引っ張りに強い特殊加工したポリウレタンとファイバーグラスを採用している。内部にモバイルPCを収納していない状態では、極めてスリムでフラットな大きめの横長封筒のようなイメージだ。

 対応モバイルPCのサイズは13インチ、13.3インチ、16インチ、本体カラーはNight Black、Sienna Brown、Oxford Blueの3色(国内では5色展開)。筆者はThinkPad X1 Nano用に13インチのNight Blackを衝動買いした。

 モフトキャリースリーブの特徴は単なるスリーブケースではなく、モバイルPCスタンド機能とストレージ機能(拡張する収納ポケット)を併せ持っていることだ。

 モフトキャリースリーブ(13インチ)の本体サイズは、横340×縦240×厚さ約7mm。モバイルPCの取り出しには、マグネットで付着するフラップ部分を持ち上げて開き、内部にぴったりと入ったモバイルPCを引き出す。

マグネットで付着するフラップをめくってモバイルPCを引き出す

 モフトキャリーケースは立体デザインの仕様が素晴らしく、モバイルPCを引き出す際も間口が上下に大きく広がり、取り出しは極めて容易でスムースだ。

立体構造が秀逸でモバイルPCを引き出す時も極めて自然だ

13インチ用を購入したのでThinkPad X1 Nanoには無駄がなくぴったりサイズだ

 モフトキャリースリーブの“ウリ”の第1番目である“モバイルPCスタンド機能”は、傾斜角15度と25度の2段階の選択が提供される。前者の15度は、めくったフラップ部分の先端を山折りして、開口部内側に近づけるとマグネットで付着してスタンド姿勢となる。筆者は普段この15度を使用している。

開口部を開いてフラップを折り曲げてマグネットで付着するとスタンドに変身

スタンドに変身後のモフトキャリースリーブを側面から見てみた

傾斜角度は約15度となる。筆者はこの角度で使っている

 より大きな傾斜角が必要なユーザなら、開口部の両エッジを内側に谷折りすることで簡単により大きな傾斜角を実現できる。傾斜角度は25度となり、より高い位置に画面や内蔵カメラを維持できるが、当然キーボードの傾斜角も大きくなり、人によっては外付けキーボードを併用した方が使い勝手は良いかもしれない。

より大きな傾斜角にするには、開口部の両側面を内側に谷折りする

液晶上端はかなりの高さまでアップするが、キーボードの傾斜も大きい

傾斜角度は約25度となり、10度アップする

 もちろん25度という大きな傾斜角にしても、キーボード下端をホールド固定するストッパーの役目をするフラップがあるので、本体であるモバイルPCがずり落ちてくる不安はまったくない。

傾斜角がきつくてもストッパーがあるので、ずり落ちはない

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