スリーブ本体のマテリアルとして、曲げや引っ張りに強い特殊加工したポリウレタンとファイバーグラスを採用している。内部にモバイルPCを収納していない状態では、極めてスリムでフラットな大きめの横長封筒のようなイメージだ。
対応モバイルPCのサイズは13インチ、13.3インチ、16インチ、本体カラーはNight Black、Sienna Brown、Oxford Blueの3色(国内では5色展開)。筆者はThinkPad X1 Nano用に13インチのNight Blackを衝動買いした。
モフトキャリースリーブの特徴は単なるスリーブケースではなく、モバイルPCスタンド機能とストレージ機能(拡張する収納ポケット)を併せ持っていることだ。
モフトキャリースリーブ(13インチ)の本体サイズは、横340×縦240×厚さ約7mm。モバイルPCの取り出しには、マグネットで付着するフラップ部分を持ち上げて開き、内部にぴったりと入ったモバイルPCを引き出す。
モフトキャリーケースは立体デザインの仕様が素晴らしく、モバイルPCを引き出す際も間口が上下に大きく広がり、取り出しは極めて容易でスムースだ。
モフトキャリースリーブの“ウリ”の第1番目である“モバイルPCスタンド機能”は、傾斜角15度と25度の2段階の選択が提供される。前者の15度は、めくったフラップ部分の先端を山折りして、開口部内側に近づけるとマグネットで付着してスタンド姿勢となる。筆者は普段この15度を使用している。
より大きな傾斜角が必要なユーザなら、開口部の両エッジを内側に谷折りすることで簡単により大きな傾斜角を実現できる。傾斜角度は25度となり、より高い位置に画面や内蔵カメラを維持できるが、当然キーボードの傾斜角も大きくなり、人によっては外付けキーボードを併用した方が使い勝手は良いかもしれない。
もちろん25度という大きな傾斜角にしても、キーボード下端をホールド固定するストッパーの役目をするフラップがあるので、本体であるモバイルPCがずり落ちてくる不安はまったくない。
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