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T教授の「戦略的衝動買い」第56回

「紙和」から考える、堅牢モバイル用ケースのあり方

2009年06月25日 18時00分更新

文● T教授

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筆者の「お出かけセット」。中央のひも付き封筒が今回の主役の「紙和」だ

 今までモバイルPC用のケースをどのくらい衝動買いしただろうか。筆者はモバイルPCをごく普通のビジネス・ブリーフケースに入れて持ち運んでいるため、多くの場合で簡易的な「インナーケース」を選んできた。

 ただ、最近では筆者が求めるインナーケースと市場に流通しているものが合わなくなってきたため、とある「紙封筒」をケース代わりに使っている。

紙和 筆者はどちらかというと封筒型ケースの駆け出しマニアだ。左から Genten、COBU、Louis Vuitton、Manila Case、紙和

インナーケースは頑丈じゃなければいけない?

 軽量級のモバイルPCに専用ケースを合わせて使うというスタイルは、本体が1kgを切りつつ乾電池駆動まで可能にしたIBM(現レノボ)の「ThinkPad 220」や、オリベッティ(現ジェトロニクス)の「Quaderno 33/J」が出たあたりから定着し始めた。

 このうちThinkPad 220は液晶ディスプレーのサイドにマグネシウム合金を使用するなど、当時のモバイルPCとしては堅牢な部類ではあったが、それでもケースに求められていたのは「頑丈さ」だ。いずれも外界の圧力や衝撃からモバイルPC本体を守ることに主眼を置いて開発していた。

 その後も状況に大きな変化はない。多くのモバイルPCケースやインナーケースを企画開発するメーカーにとっては、伝統的な「本体を外界からの余計な力から守る」ということが究極の目的なのだ。

ThinkPad X300
ThinkPad X300

 一方で、筆者が愛用している「ThinkPad X300」や、タフさをウリにした「レッツノート」シリーズなどは、ユーザーの意見とメーカーエンジニアのたゆまぬ努力によって、旧来のモバイルPCとは比較にならないほど、本体強度が著しく向上している。

 そんな時代なのに、モバイルPCの専用ケースは、昔と変わらずにバリスティックナイロンの外装と、たっぷりのクッションラバーやスポンジを含んだ内装のものが主流だ。はたしてこの「厚ぼったい腹巻き状態」でいいのだろうか?

 モバイルPCで「軽さ」が重視されるなら、ケースもより超軽量を目指すべきではないのだろうか。あるとき、筆者の頭に浮かんだそんな考えを実現してくれるケースメーカーはなかなか現れない。

 そこで、勝手に紙封筒をThinkPad X300の専用ケースとして使っている。

メーカーの使用想定外になるだろうが、堅牢、軽量でシンプルな「紙和」の紙封筒は、タフ・モバイルPCのケースにはピッタリだ

「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。

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