また、上位サイト=「フェイスシールド」と検索して、上位に表示されるサイトで頻繁に使われているキーワードとして「飛沫」「感染」「個人」という3つがあるらしいこともわかった。
ところが驚いたことに、熱が逃げやすく、蒸れない! フェイスシールド可動式モデルという記事では、この3つのワードが、ひとつも使用されていないということも判明した。
たしかにフェイスシールドに興味を持つ人は、ウイルスを含む「飛沫」やウイルスの「感染」に意識が向いていることは明らかだ。「個人」はかなり多用途なキーワードだから、上位サイトで使われている意図は掴みにくいが「個人防護具」という言葉があるらしく、おそらく、「有力な個人防護具であるフェイスシールド」などの使われ方をしているのではないかと想像した。
いまどきのSEO対策は、「読みやすくすること」に似ているかも?
第1回の記事で、私は講師の名取 雄介氏、櫻井 玲子氏に「美しい文章と、SEO対策がされている文章の両立はできるのか?」と質問をしてみた。
返ってきた回答は「ほぼ同義である、むしろいまは、ユーザーの知りたいことが載っている満足する記事=検索エンジンが上位化したくなる記事といえる」というもので、そのときはイマイチ腑に落ちない感覚があった。しかし、今回の解析結果を見ると、SEO対策は、読者の知りたい情報を盛り込みつつ、タイトルを工夫し、効果的に見出しを入れ、わかりやすく整理したページを作ることなのかもしれないと感じた。
次回は、SEO極〜KIWAMI cloud〜を使って導き出される「共起ワード」を使って、実際に検証記事を改善するなら、どのような修正が必要になるのかを、引き続き検証してみたい。
〜次回に続く!〜
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