ASRock、Z590/H570/B56チップセット搭載マザーボード15製品を発表
ASRockは2月12日、Z590/H570/B56チップセット搭載マザーボード15製品を発表。2月19日より順次発売する。
Mini-ITX、Micro ATX、ATXまで幅広く用意され、全てがPCI-Express Gen-4に対応したほか、メモリーオーバークロックが利用可能となった。Steel Legendシリーズも対応しており、最適化された信号と電力のトレースによってボード温度を低下させ、高い周波数でのメモリーの安定性を向上。また、全Steel Legendシリーズでは2.5G LAN とフロントパネルのUSB 3.2 Gen-2x2ヘッダーを装備。
フラッグシップモデルとなる「ASRock Z590 Taichi」は、Thunderbolt 4対応の最新USB 4ポートを採用することで40Gb/sの転送速度を可能とし、大容量データを扱う外付けストレージが利用しやすくなっている。Killer 2.5G LANとWi-Fi 6Eの搭載によるKiller Prioritization EngineとKiller DoubleShot Proサポートでは、有線/無線を組み合わせ最も信頼性の高いネットワークを提供。とくにKiller Prioritization Engineはゲームやアプリケーションおよびウェブサイトを識別することでゲームやリアルタイムパケットを他のパケットよりも優先してスループットを向上させる。
また、ASRockの500シリーズマザーボード上位機種にはUSB信号レーンを独自設計して最新のゲーミングマウスに超高ポーリングレートで対応するLightningゲーミングポートを搭載。従来のUSB信号設計では制限されていたパフォーマンスを引き出すことができるようになったという。
このほか、ゲーミング向けのマザーボード「ASRock Z590 PG Velocita」にはCPUダイレクトソースLANが組み込まれ、KillerE3100 2.5G LANチップはCPUと直結されたことで応答時間を最小限に抑え、ネットワーク全体のパフォーマンスを大幅に向上。ASRock Z590は全製品にビデオカードホルダーがバンドル。付属のネジでマザーボードとケースに取り付けることで重いビデオカードをしっかりケースに固定できる。