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自由度が向上したソニーのスマートウォッチ「wena 3」Suicaや活動ログを試す

2021年01月03日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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改札タッチもスムーズにできた

アプリによるチャージも含めたSuicaの使い勝手

 Suica対応はwenaのファンが長い間待ち望んでいた機能だ。Apple WatchもSuicaを登録できるスマートウォッチだが、使い勝手を比べるとwena 3はIC改札を通過したり、タッチ決済のスムーズさはApple Watchに引けを取っていない。ディスプレーに常時Suicaの残高を表示できる所がいい。

 wena 3アプリからはSuicaの新規カード発行やチャージ、利用履歴の確認ができる。クレジットカードからのチャージはGoogle Payの一択。結局ひも付けるクレジットカードは一緒だとしても、筆者はiPhoneユーザーなのでApple Payでひとまとめにして支払えないところが少し使いにくく感じた。

Suicaの発行・チャージはwena 3アプリからできる

 さらにwena 3の場合、発行したSuicaは端末とアプリにひも付けられるため、スマホ、またはwenaを買い換えた時にはSuicaを再度発行し直す必要がある。iPhoneとApple Watchのようにクラウド経由でSuicaの情報を引き継げるように今後改善が図られることも期待したい。

 Edy、iDにQUICPayなどの電子マネーサービスはiOS版のおサイフケータイアプリから、いったんwena 3への登録を済ませれば以後はAndroid端末に連携できる。このあたりもAndroid端末のユーザーのためにもう少し使い勝手がシンプルにできるとよい。

iPhoneでもクレカからSuicaへのチャージはGoogle Payで行う

Edy、iDにQUICPayなどの電子マネーサービスも使える

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