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Android TV搭載プロジェクターXGIMI「MoGo Pro+」レビュー 自動台形補正/オートフォーカスが優秀

2020年12月29日 10時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Googleアシスタントの音声認識はレスポンスが良く精度も高い

Googleアシスタントの音声操作も便利・快適

 MoGo Pro+に付属するBluetooth接続の専用ワイヤレスリモコンは、コンパクトで操作の感度も良く使いやすかった。Googleアシスタントによる音声コントロールもスムーズで正確だ。「人気のアクション映画」「面白そうな日本映画」を音声検索で探してみると、YouTubeやGoogle Playストアで販売されている動画コンテンツが検索結果に並んでくる。Amazonプライム・ビデオやTVerなどアプリのコンテンツがピックアップされてこないのが残念だが、Android TVの機能アップデートを期待したい。

Android TVアプリによるリモコン操作は文字入力が素速くできるので便利だ

 本体操作は付属のワイヤレスリモコン以外にも、Google Playストアで配信されている「Android TV」アプリも使える。同じWi-Fiネットワークに接続しているスマホを使ってMoGo Pro+を操作できるメリットには、例えば付属リモコンのボタンクリックでは煩わしく感じられる“文字入力”にスマホのソフトウェアキーボードが使えることなどがある。

 今回ジミーのMoGo Pro+を試してみて、Android TVを搭載するスマートプロジェクターが数年前よりもかなり使いやすくなっていると感じた。2時間ほど連続して使ってみてもファンノイズは静かなままだし、ダクトからランプの光漏れもない。動画鑑賞にゆったりと没入できた。

 可搬性が良く、オートフォーカスや台形補正もスピードアップしたMoGo Pro+は「家中どこでもシアター派」にプッシュしたいカジュアルなスマートプロジェクターだ。スマートプロジェクターも映像のクオリティで選びたい「じっくりシアター派」には、Haloがふさわしいかもしれない。テレビやスマホのほかにも、気軽にプライベートシアターが楽しめるジミーのスマートプロジェクターを「第3のスクリーンデバイス」として選択肢に加えてみてはいかがだろうか。

 

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