アウトカメラは充実の4眼構成
マクロ撮影が楽しい
背面のアウトカメラは、4800万画素(広角)+1200万画素(超広角)+500万画素(マクロ)+500万画素(深度測位)の4眼構成。注目は新たに搭載されたマクロカメラ。望遠レンズはなく、最大10倍のデジタルズームに対応します。気になる仕上がりは以下の作例をご覧ください。
実際に目で見た色味をそのままに仕上げてくれます。10万円以上のハイエンドモデルと比べれば画質は劣るかもしれませんが気になるほどではなく、日ごろからよく写真を撮る人でも満足できそうです。広角と超広角は画面内のアイコンをタップして切り替え可能。さらにアイコンを長押しすると、倍率を調節できるアイコンと目盛りが表示されるのですが、長押しから指を離すタイミングが悪いのか、表示する操作が上手くいかないときがありました。
マクロレンズは約40mmの至近距離から撮影可能。細部を色鮮やかにくっきり捉えられるだけでなく、背景もぼけます。ポートレートモードや夜景モードはいまやスマホカメラの標準機能になりましたが、マクロ撮影に対応する(専用モードを搭載する)機種はさほど多くありません。草花やお菓子、動物などさまざまな被写体で試してみたい性能です。
そのほかに「食事」モードを搭載。ただ、通常モードとの違いはさほど感じられず。「ライブフォーカス」を選択すると背景をぼかしたポートレート写真を撮れます。ぼけ具合の調節も可能です。夜景撮影に適した「ナイト」モードは、暗所でも明るさをしっかり表現し、バランスよく仕上がりました。
これらのモードは「その他」のメニューから選ぶのですが、画面下部のモードトレイに追加すれば左右にスワイプして切り替えられるようになります。よく使うモードだけを並べると便利でしょう。
フロントカメラは約3200万画素。「ビューティ」をオンにすると補整効果が加わり、ポートレート撮影などもできます。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ