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高機能ストレージ「Drobo」でデジタルライフをアップデート 第10回

iPhoneの機種変もこれでスムーズ!

Droboを活用してiPhoneの写真・動画データをバックアップしよう!

2020年12月01日 11時00分更新

文● 山口優 編集●金子/ASCII.jp

提供: プリンストン

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DroboAppsを使えるように設定する

 初期状態だとDroboAppsが有効になっていないので、まずはそれを有効化しておこう。Drobo Dashboardの左側のメニューから「DroboApps」をクリックすると「Adminユーザーが必要です」というアラートが表示されるので、その上にある「ここをクリックすると、本Droboデバイスのパスワード保護ができます」の文字列をクリックする。

 すると「管理者設定」画面が表示されるので「ユーザー名」と「パスワード」を設定し、「DroboAppsを有効化」にチェックが入っているのを確認して(入っていない場合はチェックを入れる)「OK」ボタンを押す。これでDroboAppsが利用可能になる。

Drobo Dashboardの「管理者設定」画面で「ユーザー名」と「パスワード」を設定し、「DroboAppsを有効化」にチェックを入れておこう

 なお、ここで設定した「ユーザー名」と「パスワード」を忘れると少々手間のかかる再設定作業が必要になる。詳しくは、プリンスのサポートページ「Droboの管理者パスワードが分からなくなってしまいました。 パスワードの再設定はできますか?」とその先のリンクに説明がある。念のため、事前に読んでおくと良いだろう。

「DroboAccess」でDroboをクラウドストレージ化する

 これまでの手順で、DroboAppsを利用する準備は整った。次は、実際にDroboにアプリをインストールしてクラウドストレージ化してみよう。

 まず、Drobo Dashboardを開いて画面左の一覧から「DroboApps」をクリック。初めてDroboAppsを利用する場合は「インストールされていません」というアラートが英語で表示されるので、右上にある「All」タブか「Category」タブをクリックする。そうすると、インストール可能なアプリのアイコンがずらっと表示されるので、そこから「DroboAccess」のアイコンを選んでダブルクリックする。

初めて「DroboApps」にアクセスしたときは「インストールされていません」というアラートが表示される

 アプリの説明が英語で表示されるので、内容をざっと確認したら、左下の「インストール」ボタンをクリック。画面がインストール中に変わり、そのまましばらく待つとインストールが完了する。

「All」タブや「Category」タブをクリックすると、インストールできるアプリのアイコンが表示される

アプリアイコンをダブルクリックすると、アプリの説明と「インストール」ボタンが表示される

 無事インストールできると、「DroboAccess」のアプリ画面右上に赤い四角と歯車の形のボタンが表示される。そのうち、赤い四角がアプリ停止ボタン、歯車が設定ボタンとなっている。ここでは、歯車の方をクリックする。

 そうするとログイン画面が表示されるので先ほど「管理者設定」画面で設定したユーザー名とパスワードを入力。続いて設定画面が開くので、その画面の右上に並んでいるメニューのうち「Open」をクリック。Webブラウザーが起動してログイン画面が表示されるので、再びユーザー名とパスワードを入力してログインすればDroboの内容がブラウザー上に表示される。

 この段階では、DroboにはまだLAN内でしかアクセスできない。インターネット経由でDroboにアクセスするには、「myDrobo」というアプリが別途必要になる。そこで再びDrobo Dashboardの「DroboApps」を開き、先ほどと同じ要領で「myDrobo」というアプリをインストールしよう。

 インストールが完了したら、歯車の形の設定ボタンをクリックして設定画面を開く(製品登録していない状態だと設定が行えないので、まだ登録していない場合はDrobo Dashboardの「ヘルプとサポート」→「Droboデバイスを登録」を実行しておこう)。

「DroboAccess」のアプリ画面右上に赤い四角と歯車の形のボタンが表示されるので、歯車の方をクリック

 設定画面には左側に「Overview」などのタブが並んでいるが、そのうち「DroboAccess」を選択。DroboAccessの現在のステータスが「未登録(Not registered)」と表示されるので、右上の「Register App」をクリックして「Public URL」の欄に適当な英数字を入力して「Register」をクリックしよう(ここで登録した英数字がリモートアクセス用URLのサブドメインになる)。

ログイン画面では、「管理者設定」画面で設定したユーザー名とパスワードを入力する

「DroboAccess」の設定画面

 しばらく処理中のプログレスバーが表示されたあと設定画面に戻り、DroboAccessの現在のステータス(current status of DroboAccess)が「Everything OK」に変われば設定完了だ。あとは、Webブラウザーで「https://(先ほど設定した英数字).mydrobo.com」にアクセスすれば、出先からでも自宅のDroboのファイルを閲覧できるはずだ。

Webブラウザーが起動してログイン画面が表示される

ログインするとウェブブラウザー上にDrobo 5N2の内容が表示される

「myDrobo」アプリをインストール

「myDrobo」の設定画面。右上の「Register App」をクリックしてサブドメインを登録する

「myDrobo」の設定画面でステータスが「Everything OK」に変われば設定完了だ

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