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Eco-Drive Riiiverの使い方 第14回

スマートウォッチを押すとiPhoneが喋る シチズン「Eco-Drive Riiiver」の新機能を試す

2020年11月20日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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本稿で紹介した機能を利用するには、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリがバックグラウンドで起動している必要がある

テキスト読み上げの使い勝手について

 本稿で取り上げた「テキスト読み上げ」機能のPieceは、まずiOS限定で使えることを理解しておこう。さらに同機能を使用するためには、ウォッチをペアリングしたデバイスで、「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリが起動していなければならない。同アプリがバックグラウンドで起動していれば、端末がスリープ状態になっていても、トリガーを満たすと音声読み上げが実行された。

 一方、アプリが起動していなければ、トリガーの条件を満たしても、音声は鳴らなかった。設定するトリガーによっては、公共の場などで、アプリを起動状態にしておかないようにするなど、うっかり音が鳴ってしまわないような工夫が必要かもしれない。

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 なお、「Riiiver」アプリでiiideaを作成する際、S Pieceの「テキスト読み上げ」に対応するT/AのPieceを探すには、先に「S」で「テキスト読み上げ」を指定し、対応する「A」を探すといったように順番を工夫すると良い。

 同記事執筆時点で、「今の天気(文字)」以外に実用的に思えたA Pieceは、「目的地に到着する時間」や「料理名取得」「お酒の名前を取得」「太陽と月」「位置情報から住所割出」「気温・降水確率」「登録者数(YouTube)」など。相性の良いさそうな組み合わせは限られているが、どれもスマホの画面を見ずとも音で確認できるのならば、試す価値はありそうだ。

 

※この記事に使用した機器
・光発電IoTスマートウォッチ:Eco-Drive Riiiver「BZ7005-74E」4万9500円
・スマートフォン:iPhone 11 Pro(iOS 14.2)
・iOS版「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」アプリ:バージョン 1.1.045
・iOS版「Riiiver」アプリ:バージョン 1.1.3

 

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