BTOで宇宙最強を目指せ！ゲーミングマシン「Alienware Aurora R11」を大解剖 (3/3)

2020年11月25日 11時00分更新

文● 飯島範久　編集●ASCII.jp編集部

提供: デル・テクノロジーズ

予算別、おすすめカスタマイズ構成

Alienware Aurora R11の購入サイト

　今回お借りしたマシン構成も、ベンチマークテストの結果を見ての通り、かなりオススメの構成と言えよう。CPUはCore i7に留めつつも、グラボは前世代でのハイスペックモデルを選択。そしてメモリーは余裕をみた32GBにしていて、CPUよりはグラボ性能にお金をかけた、3Dゲームを快適にプレイするためのマシンだ。

　パーツ選びのポイントとしては、やはりゲームであればCPU性能よりはグラボ性能が物を言う。そしてメモリー容量もケチるよりはあったほうが無難だ。また、ストレージは絶対PCIe接続のSSDを選択しよう。ロード時間に悩まされなくて済むからだ。予算配分的には、グラボ>CPU>=メモリーのようなイメージだ。

　ただ、たとえばあとからグラボをより良いものにすることを前提にしているのであれば、CPUをいいものにしておいて、グラボを抑えるというのがいいだろう。グラボやメモリーはあとから交換や増設はカンタンだが、CPU交換はちょっとオススメしない。それならCPUはできるだけ性能のいいものにしておいたほうがいい。

　購入サイトでは、あらかじめオススメの構成が用意されている。そのとき、性能の指標が記されているので、構成されたモデルがどの程度の性能なのか目安にするとよい。「280+ FPS 1080p」なら、フルHD解像度で280fps以上の性能、「VR-Ready」はVRを十分に楽しめるという意味だ。その上でベースモデルを選択してカスタマイズしていくとよい。ここでは、オススメ構成を紹介しよう。なお、価格は11月25日時点で、20%OFFのクーポンが適用されており、割引を含めた価格になっている。

●あとから拡張することを考えた構成

「Alienware Aurora R11 フルカスタマイズ」よりカスタマイズ
価格14万7104円（税別・配送料込み）

CPU　第10世代インテル® Core™ i7 10700KF（8コア/16スレッド、3.8GHz～5.1GHz）
グラボ　NVIDIA® GeForce® GTX 1650 SUPER™ 4GB GDDR6
メモリー　16GB HyperX® FURY DDR4 2933MHz XMP
ストレージ　256GB M.2 PCIe NVMe SSD + 2TB HDD

CPUにCore i7の最高スペックにしておき、あとは必要最小限に絞っている。将来メモリーやストレージの増設・換装、グラボを最新モデルにと考えているなら、このような構成がオススメだ。ゲームとしては、ドラゴンクエストXレベルのゲームなら十分遊べる。

●今すぐゲームを始めたいオールインワン構成

「Alienware Aurora R11 スタンダード・RTX搭載」よりカスタマイズ
価格16万9824円（税別・配送料込み）

CPU　第10世代インテル® Core™ i7 10700F（8コア/16スレッド、2.9GHz～4.8GHz）
グラボ　 NVIDIA® GeForce® RTX 2070 SUPER™ 8GB GDDR6
メモリー　16GB HyperX® FURY DDR4 2933MHz XMP
ストレージ　512GB M.2 PCIe NVMe SSD + 2TB HDD

　CPUはCore i7だがオーバークロック非対応のものに。グラボは前世代のミドルレンジであるRTX 2070 SUPERがコスパ的に最適で、あとはストレージとして512GB M.2 PCIe NVMe SSDと起動ドライブの容量に余裕をもたせた構成。「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」レベルの3DCGゲームを快適に楽しめるはず。

●ガシガシ遊べるCYCLOPS athlete gamingモデル

「Alienware Aurora R11 CYCLOPS ATHLETE GAMINGモデル」
価格21万1984円（税別・配送料込み）

CPU　第10世代インテル® Core™ i7 10700KF（8コア/16スレッド、3.8GHz～5.1GHz）
グラボ　 NVIDIA® GeForce® RTX 2070 SUPER™ 8GB GDDR6
メモリー　32GB HyperX® FURY DDR4 3200MHz XMP
ストレージ　512GB M.2 PCIe NVMe SSD + 2TB HDD

　大阪を拠点とするプロeスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming」で、実際に選手がトレーニングや試合で使っているマシン構成。もちろん、チームでは本体だけでなく周辺機器も含めて使われているが、ここで紹介したモデルは、そういった周辺機器は含まれていない。

こだわりのAlienware Aurora R11を即ポチろう

　外観から中身まで、見えないところにもこだわり、デルの意気込みを感じるAlienware Aurora R11。ついついあれもこれもと選択していくと、予算オーバーしてしまいがちだが、11月25日現在20%OFFクーポンが適用されるから、かなりオトクに手に入れられるはず。20%OFFは期間限定なので、このチャンスは見逃せない。余った予算でワンランク上を目指すのもいいだろう。年に一度のクリスマスシーズン。自分へのプレゼントとして購入してみてはいかがだろう。

　イルミネーションも下品さはなく、ディスプレーやマウス、キーボードまで連動して光るさまを一度見てしまうと、すべてを揃えたくなってしまうこと間違いなし。予算に余裕があれば、ぜひ同時購入してほしい。

　また、単体ではなかなか手に入らないNVIDIA「NVIDIA® GeForce RTX™ 3090 24GB GDDR6Xと10コア/20スレッドの「Core i9 10900KF」を組み合わせて注文できるのも、さすがデルといったところ。ちなみに価格は、「Alienware Aurora R11 スプレマシー・RTX搭載」からグラボだけカスタマイズして20%OFF適用すると29万5984円（税別・配送料込み）と、グラボ単体の価格を考えたら超激安だ。

　予算と用途をじっくり考えて、あーでもないこーでもないとパーツを変更し、金額とにらめっこしながら、購入してほしい。

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