在宅向けの機材や保守をパックで販売するサービス「HP Business Boost」も
HP、Ryzen 4000搭載「HP ProBook 635 Aero G7」など法人向けPC新モデル
2020年11月17日 15時45分更新
日本HPが法人向けPCの新モデルと
導入/運用支援サービスを発表
日本HPは11月17日、法人向けPCやモニターの新モデルを発表。合わせて、法人向けPCやモニターと保守サービスなどをセットにし、パックで販売するサービス「HP Business Boost」を提供することも明かした。
働く環境の多様化が求められる中、より多くの企業の、柔軟な働き方と生産性の向上を支援するものとする。
サービス提供にあたり、米国HP Inc.は、日本を含むアジア8ヵ国の中小企業1600社を対象に、調査を実施。企業がコロナ禍からの回復に必要なこととして、「テレワークなどの柔軟な働き方」「オンラインツールの活用/より多くのプロセスのデジタル化」「商品やサービスのイノベーション」が上位に挙げられたとする。
また、「事業の成長にデジタルトランスフォーメーションが必要不可欠」または「非常に重要」と考える企業ほど、将来の成長について前向きにとらえているという結果も、合わせて分かったとしている。ところが、国内企業では、デジタルトランスフォーメーションについて前向きなとらえ方をしている企業は、34%にとどまったのだという。
また、東京商工会議所が6月に実施した調査では、テレワークの実施率が大幅に増加しているものの、事業規模によって導入率に大きな差があることもわかっている。
これらの結果を踏まえ、日本HPは、アフターコロナ時代のイノベーションの加速に必要なデジタルトランスフォーメーションを、テクノロジーとサービスの両面からサポートすることを目標に、今回のサービス開始を決めたという。次ページでは、今回発表したPCやシンクライアント、モニターの新製品を掲載する。