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東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科教授 鄭雄一氏がwellvillの顧問に就任

ウェルヴィル株式会社
2020年10月06日

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ウェルヴィル株式会社
 次世代デバイスやAI、RPA技術開発を手掛けるウェルヴィル株式会社(本社:東京都文京区、CEO:松田智子)は、2020年10月1日付にて、東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科教授の鄭雄一氏が、当社の顧問に就任したことをお知らせいたします。


鄭雄一氏
 ウェルヴィルは、ひとりひとりの暮らしを豊かにすることを目的に、様々なプロジェクトを通じて、アバターとAI対話機能や、IoTデバイスとAIセンシング機能など、AIとシナリオの組み立て、業務プロセスへの適用をソリューションとして開発・提供しています。

 このたび、さらなる最先端技術の開発やサービス向上を推進すべく、これまでロボットに善悪の判断を教えるべく医工学の視点から道徳のモデル化を推進してきた実績や、東京大学でのCOIプロジェクトの経験を持つ鄭雄一氏を当社の顧問に招聘いたしました。これにより、これまで以上に次世代AIである関数量子ゲートにおける自由会話に向けた共同研究の強化に努め、日本のあらゆる人々の暮らしを豊かにするための技術・サービスをお客様に展開してまいります。

■鄭雄一氏のコメント
「人間に最も特徴的な能力を挙げるとすれば、それは言語の能力です。言語こそが、厳密な意味での人間らしさの基礎を形作っています。人工知能の研究において、言語が最重要ターゲットである所以です。wellvill社が現在進めている業務会話の汎用エンジンは多方面の業種に適合することができ、社会実装が間近な状況まで来ていると考えています。東京大学の我々のグループは、wellvill社のシステムと会話相手である人間の感情を数値認識できる機能との連携や、さらに近未来にはロボット側に心や人格を持たせるための自由会話システムの実現に向けて、言語を通した挑戦的な研究開発を共同で行っていきます。将来は、自由会話ができるAIアバターやロボットが各家庭を含むあらゆる場所に浸透し、高齢者の話し相手になったり、引きこもりで悩む人の相談相手になったり、医療従事者をサポートするなど、まるで個人とドラえもんのような関係が社会に生まれることが期待されます。」

<鄭雄一(てい ゆういち)氏の略歴>
1989年東京大学医学部医学科卒業。1997年医学博士号取得。東京大学医学部付属病院研修医、米国マサチューセッツ総合病院内分泌科研究員、ハーバード大学医学部助教授、東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター助教授等を経て、東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科(兼任)教授、東京大学COI自分で守る健康社会拠点 副機構長、神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科 研究科長。専門は、骨軟骨生物学・再生医学・バイオマテリアル工学、イノベーションマネジメント。
著書に「東大教授が挑むAIに「善悪の判断」を教える方法」 (扶桑社)、「Diversity and Morality (多様性と道徳性) 」(Amazon International)、「東大理系教授が考える道徳のメカニズム」(ベスト新書)がある。

■ウェルヴィル株式会社
設立  :2018年11月9日
代表者 :CEO 松田智子
所在地 :〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1
東京大学分子ライフイノベーション棟 504号室
事業内容:次世代デバイスやAI、RPAの技術開発
URL  :https://wellvill.com/

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