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欧米のスマートシティで拡大中のAIチャットボット「Bebot」、富山市にて導入

ビースポーク
2020年10月01日

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ビースポーク
~外国人観光客への渡航規制緩和後を見据え、潜在ニーズを収集開始~

株式会社ビースポーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:綱川 明美)と富山市役所(所在地:富山市長:森雅志)は、2020年10月1日より、訪日外国人向け AI(人工知能)チャットコンシェルジュ「Bebot」のサービスを、富山市にて開始いたしました。「Bebot」の強みである人間らしさ溢れるコミュニケーションを通じて、富山市の魅力を発信すると同時に、ウィズコロナ時代の新たな観光ニーズをチャット履歴から特定し、訪日旅行の再開に備えます。


1. 導入経緯
富山市では年々増加傾向にある外国人観光客の満足度向上を図るため、以下への対応が課題となっていました。

・富山駅周辺に滞留する外国人のまちなかへの移動促進
・路面電車の魅力と利用方法の伝達

コロナウイルスの感染拡大後は、上記の課題に加え、ニューノーマルへの対応も避けては通れない状況となりました。人々を「AからBへ動かす」ことを得意とするBebotを活用することでこれらの課題解決を目指すべく今回の導入に至りました。

2. 提供サービス概要
提供開始日:2020年10月1日(木)
提供先:富山市役所
対応言語:英語
利用者:富山市への旅行を検討している外国人、及び富山市を旅行している外国人
利用方法:
(1)富山市観光協会のウェブサイトからアクセス(https://www.toyamashi-kankoukyoukai.jp/en/
(2)富山市内各所に設置されたQRコードをスキャンしアクセス

(画像:Bebotとのチャット画面)

3. 想定効果
(1)インバウンド需要回復前
富山市観光協会の英語版ウェブサイトにて、Bebotを利用した外国人に対する富山市の情報発信とアンケート調査を実施し、旅マエ旅行者の興味がどこにあるのか等のニーズの特定及び対応自動化による業務効率化。(富山市に訪れる可能性や期待すること等)

(2)インバウンド需要回復後
富山駅周辺で滞留している外国人に対して非対面/非接触で情報を提供し、移動を促進。路面電車駅周辺の観光スポットや飲食店などをお勧めすることでの送客や、路面電車の混雑時間帯をお知らせすることでのソーシャルディスタンスの確保。

本事業をインバウンド需要回復前から取組むことにより、需要回復後、富山市内の事業者や市民と考え方・生活様式の異なる外国人観光客との間で発生し得る混乱やトラブルの予防・対策に加え、ニューノーマルに基づく持続可能なツーリズム環境の構築に貢献いたします。今後もビースポークは、ステークホルダー各位の安全と健康を第一に考え、コロナウイルスの感染拡大防止と感染予防に尽力しながら事業を継続させ、社会貢献に努めてまいります。

■株式会社ビースポークについて
世界15カ国からトップクラスの開発者を採用し、独自開発した人工知能(自然言語処理)を搭載したチャットボット「Bebot」を国内外で展開中。Bebotは「持続可能な観光を実現するためのソリューション」として(1)疫病・災害を含む緊急時の多言語対応の自動化(2)観光案内(施設案内、交通案内を含む)に特化したチャットボットです。台風・地震などの災害を含む緊急時に発生する外国語の質問やリクエストに対し、政府や自治体に代わりリアルタイムで多言語対応を行なっています。2020年からは新型コロナウイルス に特化したチャットボットも国内外の政府向けに提供中。2020年現在、1日の利用者は約4万人。

■「Bebot」導入実績
・JNTO、成田国際空港、仙台国際空港、タンパ国際空港(フロリダ)、AirportCity Vienna(ウィーン国際空港)、三重県、東京メトロ、JR東、富士急行、ホテルニューオータニ、東京ステーションホテルほか多数

■会社概要
商号 : 株式会社ビースポーク
代表者 : 代表取締役 綱川 明美
所在地 : 東京都渋谷区
設立   : 2015年10月
事業内容 :観光・災害対応 AIソリューション「Bebot」の開発・運用
会社URL : https://www.be-spoke.io/jp/

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