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Apple Watch 6に新デザインのiPad Air! 秋のアップル発表会第1弾 第20回

【1週間レビュー】進化の手応えApple Watch Series 6、充電が便利に!

2020年09月30日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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左がSeries 5、右がSeries 6。同じ文字盤を選択して画面の明るさを揃えた後に、手首を下に傾けてみる。画面が少し暗くなった状態での常時表示ディスプレイの視認性がSeries 6ではとても良くなっている

アプリの動作も快適。常時表示ディスプレイは確かに明るくなった

 S6チップが搭載されたことでアプリの起動も確かに速くなっている。同じ通信環境でSeries 5と比べてみると、特にApp Storeがサクサクと動く。メールの読み込み速度も小気味よい。Apple Musicの楽曲操作も鋭く反応する。筆者が外出先でよく使うShazamの楽曲検索も速くなっていると感じた。

 Series 6はSeries 5と同じ常時表示Retinaディスプレイを搭載している。ふだん手首を下げている間はバッテリーの消費をセーブするために画面が少し暗くなるが、Series 6は前機種比で最大2.5倍も明るさをキープする。文字盤「GMT」を選択すると明白だが、Series 6は時分針が指している位置がはっきりとわかる。夜間は手首を下げていてもSeries 6は画面が驚くほどに明るい。

 そしてSeries 6にはU1チップと超広帯域アンテナが内蔵されている。Apple Watchを車のデジタルキーとして使える機能はU1チップのないSeries 5も対応しているが、Series 6ではU1チップにより短距離ワイヤレス通信の性能がアップするのだろうか。ほかにもどんなことができるようになるのか、今後の発表に注目したい。

 以上のSeries 6ならではのアドバンテージを実感した上で、筆者は頑張って上位モデルのApple Watchを選ぶことにした。Apple Storeで現物を見比べた結果、ケースは44mmのグラファイト/ステンレススチールを選んだ。到着が楽しみだ。

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