最大プレイ人数は52人、立ち回りは慎重さ重視
一定時間ごとに狭まっていくマップの中で装備を集めながら、複数人のプレイヤーが最後の1人(1チーム)になるまで生き残りを競うというバトルロイヤル部分は、他のオーソドックスなタイトルと同じだ。特殊勝利条件などもなく、このあたりは非常に分かりやすい。
特徴としては、人数が最大40人と比較的小規模である点、ゲーム開始前の待機時間やマップへの降下などがなく、各プレイヤーの開始地点はランダムに決定される点が挙げられるだろう。このため、マッチングがスムーズで短時間にゲームが終わるのが本作のキモとなる。
マップは「ノルマンディー」と「メキシコ」の2種類。ノルマンディーは建物が少なく開けた場所が多いが、反対にメキシコは遺跡や建物が多めで、狭い場所での戦いも起こりやすい。それぞれのマップに合わせた戦い方が求められるだろう。
なお、物資はマップ各所に落ちているもののほか、先述したようなスロットマシン、または物資が大量に保管されている「冷蔵庫」から入手できる。冷蔵庫はノーコストで開けられる(罠の場合もあるが……)ため、見つけたらなるべく中のアイテムを確保しておきたい。なお、スロットマシンは出目によっては大量に手りゅう弾が出現して死亡……なんてこともあるため、コインを入れる際はなかなか緊張感がある。
銃器の扱いについては先に述べた通り比較的硬派で、「Kar98k」など、武器自体がそれなりに年代ものであることも相まって、扱いには注意がいるものも多い。本作にはターゲットなどを利用して射撃訓練が可能なトレーニングモードが実装されているので、こちらを使って練習してみるのがいいだろう(一部の武器は実戦で使用してアンロックする必要があるのに注意)。なお、トレーニングモードでは乗り物への搭乗、キャラクター別のスキルの試用も可能だ。
メニュー画面からは、キャラクターのカスタマイズや「キッチン」による要素の開放、課金要素である「アイテムショップ」などを利用できる。マッチング時に使用するキャラクターおよび「神秘のスプレー」「神秘の巻物」は、マッチへの参加前にカスタマイズ画面であらかじめ選んでおく必要があるので注意しよう。なお、5人中3人のキャラクターは課金要素になっている。
初期こそパンツ一丁でサバイバルするキャラクターが印象的だった本作だが、現在は課金で手に入るスキンも充実しており、見た目に格好いい衣装はもちろん、キャラクターの出自を感じさせるようなユニーク衣装もふんだんに用意されている。もちろんパンツの種類は相変わらず豊富なので、あえて服を着ない選択を取るのもいい。
サービス開始当初から存在した要素でもある「キッチン」は、経験値によるアイテムのアンロックが可能なメニュー。「アイテムショップ」のアイテム購入と合わせ、スキンやゲーム内トークンを入手できる。このあたりはプレイヤーごとの好みではあるが、外見やスキンにこだわる、成長要素を少しでも早くアンロックしたいというユーザーなら利用してみるのがいいだろう。