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日本語に特化したAI文字起こしサービス「Rimo Voice」をリリース

Rimo
2020年09月01日

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Rimo
会議の議事録や、会話の記録、取材内容の文字起こしを5分でテキスト化

Rimo合同会社は、自社として初のプロダクトであるAI文字起こしサービス「Rimo Voice」をリリースしたことをお知らせいたします。「Rimo Voice」は日本語に特化したことで句読点を含めた自然な日本語を読み込むことができます。会議の議事録や会話の記録、取材内容の文字起こしといった利用シーンを想定しており、1時間の音声データが5分程度で文字化されます。 Rimo Voice:https://rimo.app/about/voice





「Rimo Voice」について


「Rimo Voice」は日本語に特化したAI文字起こしサービスです。
パソコンやスマートフォンのブラウザを使った録音、もしくは既存の音声データをアップロードすることで文字起こしデータを作成することができます。
日本語に特化した自然言語処理技術を使っているため、句読点を含めた自然な日本語を読み込むことができます。
文字起こしデータは3~5行程度の読みやすい形で表示され、読み取りが曖昧な箇所は文字の色が薄く表示されます。
1時間の音声データが5分程度で文字化され、文字起こしデータと音声データがサービス上に保存されます。音声データと文字起こしデータは個別にダウンロードすることも可能です。
音声データと文字起こしデータはシンクしており、文字を選択することでピンポイントに該当部分の音声を聞くことができます。
横断検索でキーワードからすぐに該当するデータを探し出すことができます。
文字起こしデータはURLで簡単にシェアすることができ、会議の議事録の代わりとしても使えます。
文字起こしデータはユーザー自身で修正することができます。
値段は30秒20円の従量課金がベースとなり、別途定額プランもございます。


Rimo Voice:https://rimo.app/about/voice


事例のご紹介
株式会社ロフトワーク 様
主な利用用途:インタビュー音声の文字起こし
お客様の声:Rimoはリサーチの際にインタビュー業務で使用いたしました。スピーディーかつ精度高く文字を書き起こしでき、大変助かりました。書き起こされた文字をクリックすると、該当箇所から音源が再生できる機能があったおかげで、音源を聞き直ししたいときも、円滑に作業が進められました。文字起こしはクリエイティブワークにおいても重要な作業ですが、単純作業で労力の要る業務でした。Rimoのおかげで負担が減り、分析作業に注力できるようになりました。いまやなくてはならない存在です。引き続き利用させていただきます。

株式会社hokan 様
主な利用用途:社内の打ち合わせ、インタビュー音声の文字起こし
お客様の声:インタビュー・社内打ち合わせの文字起こしに利用させていただいております。メディアを運営していることから、インタビューを積極的に行っているのですが、業界用語も他サービスに比べて精度高く文字起こしすることができ非常に便利だと感じました。アップロードすれば数分で文字に起こされるので、インタビュー実施後すぐに編集作業に移れる点もとても良いです。

平野太一 様(ライター)
主な利用用途:インタビュー音声の文字起こし
お客様の声:記事を書くとき、とくに時間がかかっていたのが、文字起こしでした。自分でやることが多く、自分の声を聞き直してテキストに打ち直すことに、手間と恥ずかしさがありました。文字起こしが終わっても、そのままでは記事として成り立ちません。文字起こしよりも記事の質を上げることに時間をかけたいと思っていたところ、紹介してもらったのが『Rimo』でした。使ってみて良かったところは、「句読点が自動反映されていること」「キリがいいところで段落が変わって読み直しがしやすいこと」、何より「気になるテキストをクリックするとその箇所から音声が再生されること」。たとえ変な日本語になっていても、そこだけ音声を再生すれば何を言っていたのかわかるので、画期的なアイデアだなと思いました。これからも使っていきたいと思います。


開発者のプロフィールとコメント

相川 直視(Naoyoshi Aikawa)
Rimoの代表社員兼エンジニア。自然言語処理,検索・推薦技術に関心を持つ。早稲田大学の検索など大規模並列処理を専門に扱う研究室に所属し,Microsoft Researchでのインターンを経て,Googleに入社。検索システムの開発に従事。2012年に転職し,Wantedlyの開発に参画。入社後はランキングロジックや課金システム,インフラ基盤などバックエンドを中心に開発。2016年8月よりWantedly Peopleアプリの開発リーダー。2019年12月よりRimo合同会社創設。

代表 相川のコメント:
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業がリモートワークを導入し、様々な問題に直面していると思います。Rimo合同会社は、こういった中でも、新しい働き方が少しでも良いものになるように支えるサービスを打ち出していきたいと思っています。
Rimo Voiceは取材やユーザーインタビューの文字起こしに使えるのはもちろん、録音データを文字によって検索できるため、議事録の代わりとしても使っていただけます。Rimo Voiceによる議事録は声も残すことができるため、言質が取れるだけでなく、温度感やニュアンスも伝えることができます。
リモートワークはメンバーと対面しないことで、通常より不信感や不安感を助長する側面がありますが、これにより、例えば上長がメンバーに任せてあえて会議に参加せず、必要があればRimo Voiceで確認をとるといったシーンを増やせるはずです。このように、以前からあったものの便利な代替ではなく、新しい働き方をサポートするツールとして考えて使っていただけるとより嬉しく思います。


会社概要
私たちは「はたらくを未来に」を理念に、フルリモートワークや副業での働き方、ティール組織などのあたらしいパラダイムを積極的に取り入れている会社が、成長しやすい仕組みをつくっていきます。Deep Learningによる日本語音声認識など先端技術に積極的に投資し、リモートワークの弊害になり得る会議などのコミュニケーションに関わる領域でサービスを展開しています。

Rimo合同会社
• 設立日: 2019年10月1日
• 資本金: 300万円
• 代表社員: 相川 直視
• 所在地: 東京都渋谷区恵比寿3-46-7-204

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