【DMM GAMESプレイ日記】 第13回
Steamで好評を博した4XストラテジーがPS4に登場!
ロマンあふれるSFストラテジーゲーム「Stellaris」で、大宇宙の覇者を目指せ
2020年08月31日 15時50分更新
序盤はひたすら星系を調査し、
資源や移住可能な惑星を探して国力強化
ゲームスタート時、プレイヤーの帝国が統治しているのは母星がある星系たった1つのみ。まだ星系間移動技術を確立させた段階であり、銀河のどこにどんな勢力がいるかも分からない状態だ。そのため最序盤においては、各種資源を貯蔵しつつ隣接した星系に調査船を派遣し、帝国拡大のための情報を収集するのがマストになる。
さて、ゲーム開始時点でプレイヤーの帝国に配備されているのは、軍事艦隊に加え、建設船と調査船がそれぞれ1隻ずつ。このうち、星系調査に使用するのが調査船だ。各宇宙船には画面右の「アウトライナー」からアクセスできる。調査船を選択後にR3ボタンで銀河系のマップを開き、未調査の星系を選んで「星系調査」を実行することで、未知なる星系への調査を指示できる。
移動と星系内の惑星すべての調査にはそれなりの時間がかかるものの、まずはこれで星系の情報を確定させなければ何も始まらないため、真っ先に指示しておきたい。
また、調査中にランダムで発生する「アノマリー」は、達成することで様々な効果が得られたり、資源が獲得できる。科学者のレベルによって完了までの時間が変動するため、無理なくこなしていくのがいいだろう。アノマリーはかなりの頻度で発生するが、こうしたランダム要素がプレイの適度なアクセントになっているのは間違いない。
星系調査に関して、もう1つ実行しておきたいのが追加の調査船の建造だ。というのも、初期配備の調査船1隻だけで星系調査を続けていった場合、資源の採掘や他勢力との接触、領土拡大のペースが非常に遅くなり、中盤以降で他の勢力に大きな差をつけられてしまう可能性があるからだ。
母星にある造船所を使えば、ゲーム開始時点から各種宇宙船の建造が可能なので、もっとも優先して増やしたいのが調査船と言える。調査船の建造には合金が、調査船に科学者を乗せるための雇用にはエネルギーが必要になるため、この2つの資源は極力調査船の増加に割り振りたいところ。少なくとも、序盤から最低3隻は調査船を作っておきたい。
一方、建設船は、調査船によって調査が完了した星系で活躍してくれる。もっとも重要な役目と言えるのは、「星系基地」の建造だろう。調査済みの星系に星系基地を建造することで、その星系は初めて自国の領土になる。その星系にある資源を採掘するための採掘ステーション、研究ステーションを作る際も、まずは星系基地を置いて自国領土にしなければいけないので、合金と影響力の資源に気を配りつつ、領土を拡大していくことになるだろう。
基本的には調査と星系基地の設置により領土を確定させ、その領土を少しずつ伸ばして資源を増やしていくのが序盤の動き方となる。資源は時間の経過により増えるが、それでも限りがあるため、置くべき場所にしっかり星系基地を置いていくのがベターだ。
調査で居住可能な惑星が見つかった星系や、貴重・豊富な資源があった星系、星系の移動ルートが収束する要所などを狙っておくと、中盤までに領土が確定する段階で他勢力に対して優位に立ち回りやすくなる。ただし、自分の領土と隣り合っていない星系に基地を置く場合はコストが高くなるため注意しよう。
調査の過程で居住可能な星系が見つかった場合、入植して自民族の居住惑星を増やす国力アップのチャンスが生まれる。入植には時間がかかり、民族の特性にあった惑星を見つけられる確率はかなり低いので、見つけ次第入植の準備をしてしまってOKだろう。
入植先の惑星は「居住性」が何%あるかが重要で、これが低い場合は入植した自国民が不利益を被りやすくなり、国家の運営が難しくなる。入植した惑星では資源の産出量が増えることもあり、序盤でどれだけ入植できる惑星を見つけられるかは極めて重要だ。
そして銀河系を調査していく過程で避けられないものといえば、他勢力との接触だ。マップにはゲーム開始時に決めた数だけの他勢力が配置されているが、それらの配置はランダム。
自分の領土から近い位置に友好的な勢力が固まっていればラッキーだが、中には攻撃的な勢力もあり、調査中に接触してあっという間に国境を封鎖され、険悪なムードになることも考えられる。序盤から戦闘になる可能性も当然あるので、コルベット船など、軍事艦隊を構成する宇宙船は折にふれて増強しておくのがベストと言える。
友好的な勢力だった場合は、貿易協定や同盟を結ぶことも可能だ。余りがちな資源を足りない資源に変えるような提案をしてみたり、よほど友好度が高ければ相手国と視界を共有する「アクティブセンサーリンク」を提案してみるのもいい。貿易は相手国の「取引受託値」を高めるほど提案に応じられやすくなることを念頭に入れ、うまく活用していくのがいいだろう。
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