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マクセルイズミ新型シェーバー「Z-DRIVE」発表:

これはヒゲ剃りのF1や! イズミ速剃り6枚刃シェーバー

2020年08月25日 09時00分更新

文● 盛田諒 編集●ASCII

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イズミ Z-DRIVE
8月28日発売
市場想定価格1万9800円から
マクセル

https://www.izumi.maxell.co.jp/V-shaver/

 アスキー家事育児担当の盛田諒ですこんにちは。毎朝の身支度を紹介する動画ジャンル「モーニングルーティン」をご存知でしょうか。静かな時間の流れるおしゃれな投稿が人気で、裏を返せば、毎朝殺伐としたモーニングルーティンをこなしている人びとが美しい朝というフィクションを求めて「いいね」をつけているとも考えられます。3歳児が床にこぼしたごはんを拭きとることをルーティンとしている私のひがみと言われたら否定はしません。

 私のようにあわただしくモーニングルーティンをこなしていて、のんびりヒゲなんぞ剃っておれんという人におすすめのシェーバーがマクセルから登場。ハイエンドモデルには業界初6枚刃を搭載し、従来比約30%の早剃りが可能。キービジュアルはF1のピットクルーがシェーバーを取り囲むイメージになっていて、「これはヒゲ剃りのF1や〜!」と言わんばかりのこだわりを感じます。

●3割速い! マクセルイズミのハイエンド

 新製品は上から順に、ハイエンド、グルーミング、ソリッドの3種類。

 ハイエンドは業界初となる6枚刃シェーバー、ヒゲの濃い人に向けた、最高級・最高峰のモデルです。ヒゲの濃い人からの「速くきれいに剃りたい」「肌にやさしい製品がほしい」という要望を受けて開発したもので、早剃り性が約30%向上、肌への負担は約17%軽減したといいます。

 同社によれば、ひげの濃い人が1回のヒゲ剃りにかける時間は約6分で、通常の約4分より2分ほど長いそうです。新製品で早剃り性が約30%向上ということで、ヒゲ剃りの時間が単純に約3割短くなるとしたら、約4分12秒ということになり、通常の時間に近づくことになりそうです。

 6枚刃の構成は、外刃内刃一体型が4枚、くせヒゲをとらえるアクティブキャッチトリマーが2枚。前後の刃はチタンコーティングを施し、刃の表面の凸凹がなめらかに。さらにヘッドが左右にスイングし、刃が上下に浮き沈みして肌への密着感を高めるという「3Dフィットヘッド」構造です。

 同社試験で2mmの植毛をワンストロークで剃りあげた結果、5枚刃より6枚刃のほうがより多くのヒゲをカットしたということでした。

 外刃と内刃は高耐久ステンレスで、替刃は3年間交換不要(3年保証つき)。バッテリーは満充電時から約4週間充電不要です。

 グルーミングは1mm単位でヒゲの長さを整えるコームがついた機能的なモデル。米軍国防総省調達基準(MIL-STD-810G)準拠の防水仕様で、お風呂で使ったり、本体の丸洗いができます。落下したり持ち運ぶときはずれにくいという、独特な形状のロックレバーつきキャップも採用です。

 ソリッドはもっとも価格が安い標準的なモデルで、3枚刃、4枚刃、5枚刃の3種類をラインナップ。スリムで握りやすいデザインになっています。

●優雅なモーニングルーティンを貴方に

 イズミブランドを展開する泉精器は60年以上にわたり、OEM供給を中心に電動シェーバーの開発を続けてきた企業。2009年からはイズミブランドでシェーバー市場に参入、Vシェーバーシリーズを展開してきました。手ごろな価格に比して高い機能性をもつ、コストパフォーマンスに優れた製品に定評があり、2019年度は国内市場台数シェアで第4位、今年4〜6月は第3位まで上昇。2018年からはマクセルホールディングスの子会社となり、今年からマクセルイズミ製造、マクセル販売の体制に移ることになります。

 6枚刃のハイエンドは、イズミブランドをさらに高めるための戦略商品的な位置づけ。毎朝忙しくモーニングルーティンをこなしていて、特にヒゲの濃い男性は、イズミのハイエンドを試してみると少し優雅な朝を迎えられるかもしれません。

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