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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第30回

【鉄板&旬パーツ】Wi-Fi 6とともに対応が進む2.5GbE LANに注目

2020年08月23日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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 AMD RyzenのB550チップセットや、インテル LGA1200プラットフォームのIntel 400シリーズチップセットを搭載した最新マザーボードのスペックで目につくのが、2.5GbE LANの搭載だ。

 11acでは最大通信速度が867Mbps止まりになってしまう2×2アンテナで、2.4Gbpsの高速通信を可能にするWi-Fi 6(11ax)の普及を背景に、有線LANの2.5GbE化が進んでいる。

2.5GbE LANをオンボードで搭載したマザーボードが増加中だ

 10GbE LAN環境と比べると、既存の1GbE LAN向けケーブルのカテゴリー5e/6対応ケーブルをそのまま使えるほか、環境構築に欠かせない2.5GbE対応のスイッチングハブが1万8000円前後で手に入るなど、2.5GbE LAN環境の導入敷居は低くなっている。

 もちろん、既存の1GbEよりはコストがかかるが、2.5GbE LANを標準搭載するNASも増えており、1GbEの2.5倍となる高速なファイル転送を体感できるようになっている。

 今回はマザーボードへの標準搭載だけでなく、手ごろな価格のPCIe 2.5GbE LANボードや、USB 3.2/3.1 Gen1対応2.5GbE LANアダプターも登場している2.5GbE LANの実パフォーマンスを10GbE LANを搭載したNASを使って試してみた。

いち早く2.5GbE対応スイッチングハブを提供しているバッファロー。2.5GbE×5ポートの「LXW-2G5」は、1万8000円前後とお手ごろだ

10GbEポート×2、2.5GbEポート×4を備える「LXW-10G2/2G4」(2万4000円前後)を使用した

2.5GbE LAN×2を備えるQNAP「TS-×53D」シリーズなど、対応NASも増加中だ

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