XperiaからWALKMANまで! ソニー好きのソニー製品徹底レビュー 第60回
Android採用のストリーミングウォークマン「NW-ZX507」に神アプデを適用してみた
2020年08月08日 10時00分更新
初めて購入した携帯音楽プレーヤーが「WM-2 ウォークマンII」、いまは「NW-ZX507」ユーザーのジャイアン鈴木です。さて、NW-ZX507に「ハイレゾストリーミング」に対応するアップデート「Ver2.00.05」が5月28日に提供開始されました。
いま筆者は、特に気に入った曲のみハイレゾ音源を購入し、それ以外は「Amazon Music HD」で聴く……というスタイルで音楽を楽しんできました。しかし、NW-ZX507がハイレゾストリーミングに対応したことで、前提条件が大きく変わったのです。
というわけで今回は、e-onkyo musicで購入したハイレゾ音源と、Amazon Music HDのULTRA HDを聴き比べてみたいと思います。
ただその前に、ちょっとしたトラブルに遭遇したのでご説明しておきます。本アップデート適用後、ひととおり設定しても、なぜか下記のとおりダウンコンバートされてしまったんです。結局、いったん「Amazon Music」アプリを削除してから再起動、そして再インストールしたら、ダウンコンバートされずに再生可能になりました。同じトラブルに困っている方は参考にしてください。
さて、肝心のe-onkyo musicで購入したハイレゾ音源と、Amazon Music HDのULTRA HDの音質比較ですが、正直ワタシの耳ではまったく違いがわからなかったです。家族に手伝ってもらってブラインドテストすると完全にお手上げ。音だけを判断基準にするのなら、あえてe-onkyo musicでハイレゾ音源を購入する必要はないですね。
ただし、筆者はふたつの理由から、これからも気に入った音楽はハイレゾ音源を購入しまう。まず、やはりミュージシャンを応援したいんです。ファンになったミュージシャンにできるだけ多くのお金が届くように、ハイレゾ音源を購入するなり、CDなどを買いたいと思います。もうひとつの理由は、ストリーミング音楽ってわりとあっさり配信サービスから消えてしまうから。気に入った音楽は確実に手元に確保しておきたいのです。
とは言え、6500万曲のHD音楽、数百万曲のULTRA HD音楽を月額1780円で聴き放題なんて、本当にいい時代です。NW-ZX507に限らず、ハイレゾ対応のストリーミング音楽プレーヤーは高音質の音楽に没入するのに最高のデバイスであることは間違いありません。
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