今回レビューするのは、ドコモの「LG style3 L-41A」。4Gモデルの新ラインアップとして6月25日から販売されている本機種は、同社が取り扱ってきたミドルレンジの「LG style」シリーズの3世代目となるモデルです。
国内の取り扱いはドコモのみ。カラーは「オーロラホワイト」「ミラーブラック」の2種類で、価格は4万1976円(税込)となっています。
今回は1週間ほどLG style3を使う機会を得ることができました。前機種のLG style2は上質なデザインと大容量バッテリーが特徴で、ワンセグやおサイフケータイにも対応する点が魅力でしたが、LG style3はどう進化しているのでしょうか。レビューをお届けします。
手になじむコンパクトさ
上品なデザインが良い
まずは本体を見ていきます。前機種と比べると、見た目もサイズもすっきりした印象。側面は丸みがあってグリップしやすく、持っているとその軽さにも気づきます。コンパクトでとてもよく手になじみ、ポケットに入れても邪魔にならないでしょう。
本体左側にはGoogleアシスタントを呼び出せるAIキーを搭載。右手で持つとちょうど人差し指が当たる位置にあります。
前機種の特徴だった上質なデザインはしっかり受け継がれています。今回お借りしたのは「オーロラホワイト」。背面は光の反射で色味を変えますが、決してギラギラと輝くのではなく、落ち着いた色合いのうちにわずかな変化を楽しめます。老若男女問わず使えるデザインではないでしょうか。
TFT液晶だった前機種から変わって、LG style3は有機ELディスプレーを採用。サイズは約6.1型、解像度は3120×1440ドットのQuad HD+と性能が上がっています。ベゼルもすっきりしていて見やすく、動画視聴も十分なクオリティーで楽しめるでしょう。ただ、ディスプレーを斜めから見ると色味が変わる(やや赤みがきつくなる印象)点は気になりました。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ