パパが家族にナイショで家族のクルマを売却し、NB型ロードスターを迎えたことからクルマに興味を持ったバイク女子の美環さん(永遠の18歳)。
パパのロードスターを運転してみたいという思いから、昨年普通自動車免許を取得したばかりか、今までさまざまなクルマを試乗することで、運転にもだいぶ慣れてきました。ですが「全然クルマを貸してくれないんですよ。掛け捨てのワンデー保険に入るから、と言っているんですけれどねぇ」と、パパはいまだにNB型ロードスターのステアリングを握ることを許してくれないのだとか。そこで今回、現行のND型をお借りしてロードスター体験してもらいました!
世界が認める日本のオープンスポーツカー
マツダのオープンスポーツ、ロードスターが誕生したのは1989年のこと。「人馬一体」というコンセプトのもと、走りの楽しさを多くの人に与えてきました。4代目となるND型ロードスターが誕生したのは2015年。国内外数多くの賞を受賞した本モデルは現在、ソフトトップ仕様に加えてRFというハードトップの2種類がラインアップされています(ASCII.jpでも連載があります)。
エクステリアは同社が掲げるデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用。躍動感あふれるフォルムに「カッコいい! 他にはないデザインですね。あとフロントタイヤのあたり(フェンダー部)が、昔のアメ車みたいで、それもイイ感じ」とニコニコ。この「昔のアメ車みたい」が意外な効果を発揮するのですが、それは後ほど。
試乗車のカラーリングはソウルレッドクリスタルメタリックというマツダのイメージカラー。近年は深みのあるマシーングレープレミアムメタリックとの二本立てを打ち出していますが、現代マツダといえば、このソウルレッドではないでしょうか。ディーラーに行けば、かならずこの色のクルマがありますからね。赤いクルマが好きな美環さん的にソウルレッドは「上品で落ち着いた感じ。素敵です」と満面の笑み。ND型ロードスターは早速彼女の心をつかんだようです。
ラゲージスペースは幌を収納する都合、前後方向は短いものの上下方向(高さ)がかなりあるタイプ。大きなスーツケース1個はラクに収納できます。「これなら実用的ですね」と美環さん。
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