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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第212回

「BlackBerry KEY2 Last Edition」は語り継がれる名機になる予感 !

2020年07月15日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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いい感じで背景がボケるデュアルカメラ

 カメラはデュアルレンズ。1200万画素(視野角79.3度、レンズ6P、絞り値f1.8)+1200万画素(視野角50度、レンズ6P、絞り値f2.6)という構成で、背景をぼかす撮影も楽しめます。

アウトカメラは1200万画素のデュアルカメラ

インカメラは800万画素

 筆者が試用した期間は、あいにく天候には恵まれなかったのですが、初期設定のままで結構明るく撮れるように感じました。

建物を撮影した作例。ナチュラルな色で撮れる印象

雨に濡れた道を撮ってみた

雨天の薄暗い状況でも、ほどよい明るさで撮れる

屋内で撮った作例

電車を撮ってみた

風鈴にピントを合わせると、後方がいい感じでボケた

花を撮ってみた

料理を撮ってみた

 画面に表示されるシャッターボタンだけでなく、指紋センサーや側面の便利キーもシャッターにできるので、縦向きでも横向きでも撮りやすいのが良いところ。ただし、シャッター音がやや大きいことが気になりました。

 ちなみに、インカメラは、ここに載せられるような作例は撮れませんでした。つまり、被写体がそれなりだと、それなりの写真しか撮れないという印象です。

【まとめ】唯一無二のデザイン&使用感に物欲を刺激されまくり

 スマホの形状・デザインが画一化する中、フルキーボードを搭載したストレート端末であるBlackBerryは、唯一無二の存在と言っていいでしょう。筆者は、普段フツーのスマホを使っていて、久しぶりにBlackBerryに触れたわけですが、非常にワクワクしました。起動時の画面から、かっこいいんです。人と違うモノを使うって楽しいですよね。持っているだけで満たされた気持ちになるし、人に見せたくもなる。魅力を話したくもなる。物欲を刺激されまくりでした。

 BlackBerryの代名詞とも言えるキーボードは、1週間では使いこなせませんでしたが、「さすが20年の歴史を持つBlackBerryのキーボード」と思える仕上がり。なるべく画面をタッチせずに、キーボードだけで操作できないものか、そんな気持ちになってくるんですよね。超進化したガラケーを使っているような、ちょっと懐かしい気持ちにもなりました。

 299台限定なので、このLast Editionの入手は至難かもしれませんが、通常モデルのKEY2や、廉価版のKEY2 LEなどは、まだ購入できるようです。BlackBerryファンはもちろん、「実はずっと気になっていた」という人も、8月末までの購入のラストチャンスを逃さないようにしてくださいね!

「BlackBerry KEY2」の主なスペック
ディスプレー 4.5型(13.5:9)
画面解像度 1080×1620
サイズ 71.8×151.4×8.5mm
重量 160g
CPU Snapdragon 660(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大2TB)
OS Android 8.1
対応バンド LTE:1/2/4/3/5/7/8/12/13/17
/18/19/20/26/28/32/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
CA ○(3CC CA)
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ アウト:12メガ+12メガ
/イン:8メガ
バッテリー容量 3500mAh
生体認証 ○(指紋)
SIM形状 nanoSIM
USB端子 Type-C
カラバリ Black
価格 6万9800円
 

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