XeアーキテクチャーGPUを内蔵する新CPUを搭載!
Acer、次期Core「Tiger Lake」を採用する新Swift 5を今年10月に発売すると予告
2020年06月24日 03時30分更新
2020年6月23日、Acerはオンライン発表会「next@acer 2020 GLOBAL PRESS CONFERENCE」を開催し、その中で次世代Coreプロセッサー(開発コードネーム:Tiger Lake)を採用した新Swift 5(SF514-55)が今年10月に発売することをアナウンスした。
新しいSwift 5は内蔵GPUにXeアーキテクチャーを統合した次世代Coreプロセッサーを搭載した、14インチフルHDタッチ対応IPSディスプレーの薄型軽量モバイルノートPC。価格は北米では999.99ドルから、EMEA(欧州及び中東、アフリカ)では1099ユーロから、中国では6999人民元となる。
ディスプレーは4辺狭額縁デザインで輝度は300ニット。抗菌仕様のGorilla Glassを採用し、タッチディスプレー特有のにおいや汚れの原因となる微生物の増殖を抑制する工夫がなされている。なお、オプションでタッチパッドやキーボードなども抗菌仕様にできるという。また、ディスクリートGPUとしてGeForce MX350も選べるが、それでも重量は1kg未満、厚さは14.95mmとシャープなデザインが特長だ。
メモリーは最大16GB、ストレージはPCIe接続で高速な1TB SSDを備える。CPUは未発表ということでまだその全容は不明だが、サイレント、ノーマル、パファーマンスの3つのモードを切り替えることで騒音を抑制し、オンライン会議などへの影響を調整できるとのこと。インターフェースはUSB 3.2 Gen 2に対応し、無線系はWi-Fi 6とBluetooth 5.0。Windows Hello対応指紋認証リーダーを備える。56Whバッテリーを装備し、30分充電で4時間駆動できる急速充電に対応。また、Wake on Voiceをサポートし、画面消灯時で音声でアクティブにできるという。
また、イベントではイラスト制作クリエイター向けのノートPC「ConceptD」シリーズの最新モデル「ConceptD 3 Ezel(CC314-72G)」も発表された。ConceptD 3 Ezelはフリップ可動式の14インチまたは15インチのフルHDタッチディスプレーを搭載したノートPCだ。付属のアクティブペンは4096段階の筆圧検知に対応し、ディスプレー角度を微調整して最適な描画角度でイラストなどを描ける。CPUは第10世代CoreプロセッサーのCore i7-10750HまたはCore i5-10300Hとなる。
ディスクリートGPUはQuadroは T1000やGeForce GTX 1650 Tiで、Acerはイラストのみならず3Dモデリングも処理できると謳っている。ストレージはPCIe接続の1TB SSD。北米では8月に1499.99ドルから、EMEA(欧州及び中東、アフリカ)では9月に1699ユーロから、中国では8月に9999人民元から発売する予定だ。