冷やしギガバイト、はじめました。
冷蔵庫でPCを冷却できるかやってみた
CPU使用率100%でも20分程度なら平気
ウェブ閲覧などの日常使いなら常用可能!?
庫内の温度は、設置したアナログ温度計を見るに4度前後。ここから負荷をかけて温度上昇を見ていくことにした。
OCCT 5.5.6でCPU使用率100%にし、その状態を20分継続させれば、おおよその問題点がわかるハズという算段だ。またRyzen 5 2400GはTDP 65Wなので、余裕で耐えるのであればCPUをより上位モデルに変更する検討もできる。
20分経過時点で、庫内温度は約25度になっていた。おおよそ室内と変わらない温度で、X570 I AORUS PRO WIFIが結露している様子もなく、問題なくテストをクリアしてしまった。
X570 I AORUS PRO WIFIを油に沈めるチャンスが消えてしまった。ともあれ温度傾向を見ると、CPU(package)は最大75.5度。ただ、75.5度に張り付きではなく、ごくわずかな間だけでほとんどは66度前後にあった。そのため、より巨大なCPUクーラーにすることで、もう少しCPU温度を下げられる可能性がある。
当然かもしれないが100%の負荷をかけた実験中、温度上昇を抑えるためにCPU性能を下げるサーマルスロットリングの作動は検出されなかった。
結果を見ると、CPUを上位モデルに変更することは可能そうだが、ビデオカードを庫内で冷やすには、冷蔵庫側のスペックが足りないだろう。幸い、上部のサイネージスペースに余裕があるため、そこにビデオカードを設置するのが妥当だろう。なおテスト中はその辺のフルタワーケースよりも静かだった。








