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SIMフリースマホの人気機能「DSDS」再入門! どう便利で、どんなSIMで使う?

2020年04月23日 10時00分更新

文● ASCII

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 ドコモやauが売っているスマホにはなくて、SIMフリースマホにはある機能として「デュアルSIMデュアルスタンバイ」(略して、DSDS)が人気だ。どういう場面で役立つ機能なのか、どういうSIMで使うといいのか、あらためて入門編としてお届けしたい。

1台のスマホで2つの電話番号が使えるDSDS機能。あらためて入門編として解説する

1台のスマホで2つの電話番号が使える! 同時待受も可能
SIMフリースマホならではの便利機能

 DSDSは前述の「デュアルSIM」という言葉からわかるように、1台のスマホに2枚のSIMが入れられ、さらにそれぞれのSIMに紐付けられた電話番号での同時待受(デュアルスタンバイ)も可能というものだ。

DSDS対応のスマホでは、基本的には写真のように物理的に2枚のSIMが差し込めるようになっている

 他のスマホから電話をかけると、どちらの番号でも同じように着信するし、逆に電話をかける際はどちらの番号で発信するかを選ぶことができる。これは異なるキャリアのSIMでもOKで、たとえばドコモとauの組み合わせでもまったく問題ない。つまり、キャリアにすれば他社にユーザーが流出しかねない機能でもあるので、ドコモ/au/ソフトバンクのような大手キャリアはDSDS対応のスマホは原則扱わないのだ。

2枚のSIM、電話番号が認識されている。どちらのSIMでデータ通信をするかを選択可能。また通話については毎回選ぶか、もしくは優先して用いるSIMを設定しておける

 また、DSDSではなく「DSDV」(デュアルSIMデュアルVoLTE)という言葉が用いられるケースがあるが、現在のDSDS対応機の多くはDSDVに対応しているので、違いを気にする必要はあまりない(当初のDSDS対応機は4G+3Gでの対応だったが、LTEで通話をするVoLTEの普及で、4G+4Gの待受が可能なDSDV対応機が大半になった)。

 ただ、同時待受は可能でも“同時通信”はできない点には注意が必要。片方の番号で通話中に、もう一方の番号に電話がかかってくると、圏外扱いになったり、留守番電話機能に転送される。スマホ2台の使い方が完全に実現されるわけではないのだ。

【DSDSの便利な使い方 その1】
仕事用の番号とプライベート用の番号を1台のスマホで

 ここからはDSDS対応スマホの便利な使い方について、3つの代表例を紹介しよう。

 私物のスマホやケータイを仕事でも使っている人は少なくないだろうが、なんでもかんでも一緒くたになるのは億劫。DSDS対応スマホであれば、契約(SIM)/電話番号を仕事とプライベートで切り分けつつ、1台で済ませられる。また、着信についてはどちらの番号にかかってきたかはもちろん確認可能だし、休暇中の完全プライベートタイムは、仕事用SIMだけ一時的に無効にするといった操作も簡単だ。

どちらの番号にかかってきた着信かはスマホの画面に表示されるほか、異なる着信音を設定しておけるスマホも多い。この時間は仕事用の番号にかかってきた電話は完全無視を決め込むのなら、設定で無効にしてしまうのもあり

 ただし、前述のように同時通信は不可なので、仕事(プライベート)で長電話する機会が多いと、「アイツの電話はいつも繋がらない」となりかねないし、基本は1台のスマホなのでアドレス帳やアプリなどで完全に切り替えて使えるわけではない。特に、あまり良からぬ使い方を考えている場合は、2台持った方がなにかと安全! という可能性もある。

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